心身に良いと言われている「あるもの」について
金曜から少しゆったりペースが続いているので、今日は、起き抜けに、お仕事を始める前に少し長めのお散歩に行きました。
行き先は近所の大きめな公園です。
散歩自体は毎日行っているのですが、最近は専ら図書館で仕事を進めているため、その公園は図書館からは遠すぎるので、今日、久々に行く時間が取れました。
日中に日光に浴びると体にも心にも良いと言われていますし、自然は癒し効果も大きいので、昨日、全身脱毛に行けてしばらく日焼けしても問題ない。
だから今日は目一杯、日の光を体に当ててやろうと思い、喜び勇んで外に出たわけですが、その結果は……。
「暑すぎて、心身ともにへこたれそうになりました」。
一昨日くらいにこの9月も残暑は続くということを聞いてはいたのですが、まさか昼間の屋外がこれほど暑いとは。
歩き始めて5分くらいで正直もう、家に引き返したくなってしまいました。
ただ、一度「公園まで行く」と決めてしまった以上、ゴールまで辿り着かないと気が済まない。
それに、そのただっ広い公園の草叢で遊んでいる小さな子どもたちや親子連れを見ると、穏やかな気持ちになれるんです。
なんとしてもそれを見たい。
池の生き物を眺めたり、ぼーっとベンチに座って過ごしたい。
そう思い、茹で上がるような暑熱に耐え、首筋から汗を滴らせながら25分ほど歩いて、なんとか目的地の公園へと辿り着きました。
流石に、青空の下、昼下がりの公園の木々や草は、鮮やかな緑が映えていて、美しかった。
入り口の日陰となっている場所には、虫取り網を持った子どもたちがトンボを捕まえようとしたりしていました。
それを見て僕も心が沸き立ち、これは週末の公園らしい光景が望めるぞ。
そう思い、足を踏み入れて進んでいくと、あることに気づきました。
「人がほぼいない」。
敷地内の広い野原に、僕と、あとなぜか海パン一丁でビーチチェアに寝っ転がって日焼けをしているおじさんだけがいる。
子どもたちや親子連れの姿は欠片もありませんでした。
普段なら、野球をしていたり、サッカーをしていたり、凧を飛ばしている人で溢れているのに。
今日は1人もいなかった。
どうやら、みんなこの暑さでは流石に外に出るのは危険だ、と判断したみたいですね。
懸命な判断です。
僕も結局、すぐ公園を出て家に帰りました。
ということで、日光に当たっても全然、心身健康にならず。
良いとされている習慣も、
「時と場合による」
のだな、と改めて思うに至った次第です。
それからはやはり図書館に行き、涼しい中で仕事を進めました。
そんな土曜日です。