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我が子育ての現場から

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娘2人を育てる中での気づきなど。
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#子どもとの関わり

思春期に片足つっこんだ小3女子とのニンテンドーSwitchを巡る攻防。

思春期に片足つっこんだ小3女子とのニンテンドーSwitchを巡る攻防。

これは、2019年5月~12月にかけて、
思春期に片足つっこんだ小3女子が、
幾多の困難を乗り越えて、
ニンテンドーSwitchを手にするまでの、
壮絶な物語である……

2019年5月20日の夜のこと。

風呂上がりに、思い詰めた表情で、「ママ……」と長女(当時小3)が声をかけてきた。

何事かと思うと、かく訴える。

「ニンテンドーSwitchが、欲しいの……」

友達の家に遊びに行って、ニン

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子どもの読解力と記憶力を鍛える「お風呂でクイズ遊び」のススメ~出題する大人にとってはわりと脳トレ~

子どもの読解力と記憶力を鍛える「お風呂でクイズ遊び」のススメ~出題する大人にとってはわりと脳トレ~

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.20~

子育て業務において、わりと「負荷の塊」である、お風呂タイム。子どもが幼ければ幼いほど、また同時に入れる子どもの人数が多ければ多いほど、「お風呂でゆっくりリラックス」とは程遠い、ある種の地獄になる……というのは、経験者にはわかりすぎると思うのですが……

しかし、子どもがある程度育ってくると、お風呂タイムほど、雑音も雑念もなく、子どもとじっくり向き

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小4女子の自己肯定感を育むために、地味な努力を続けている話。

小4女子の自己肯定感を育むために、地味な努力を続けている話。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.16~

5歳の次女のように「ママ大好き~~!」と言ってへばりついてきたりは、もうサッパリしてくれない小4長女。

次女に比べればまぁ、長女の自己肯定感は高めな気がしつつ、思春期に片足突っ込んでる分ややこしいお年頃なので、一応それなりに日々、気を遣っております。

直接ベタベタくっついたところで逃げるだけなので、長女については1つ、心がけていることがありま

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チコちゃんやクレヨンしんちゃんが5歳なのには、相応の理由がある。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.14~

相応の理由がある!……と、思うのですよ。現に5歳児を子育て中の母親として。

5歳って、本当に「しっちゃかめっちゃか」で、でも、しっかりと「筋が通っている」のです。忖度ゼロ。思うままに行動。だから、大人が1番、敵わない相手。

そりゃ~叱られもするし、嵐を呼ばれて振り回されもしますよね(笑)

5歳児は、自分でご飯を食べることができ、自分でトイレ

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小4女子の週1の塾通いが、楽しそうで微笑ましい。

小4女子の週1の塾通いが、楽しそうで微笑ましい。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.13~

金曜日の朝、学校へ行く前に、「ママ、今日の分のおやつ、よろしくね☆」と言ってから家を出ていく小4長女。

今日のリクエストは、「かむかむの、珍しい味のやつ。珍しいのなかったら、普通にレモン味で」とのこと。

私は次女の幼稚園送りのついでにコンビニに寄り、「かむかむの、珍しい味のやつ」を探し……

期間限定の、いちご味を発見。
(こういうのは、スー

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幼い子どもの「聞く力・話す力を伸ばす」話しかけ方のコツ3つ。

幼い子どもの「聞く力・話す力を伸ばす」話しかけ方のコツ3つ。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.10~

先日、幼い子どものつたないおしゃべりを大人が「聞く」ことの重要性について書きましたが、

今日はその続きで、「こちらから話しかける時」の心得について書きたいと思います。

うちの次女がよくしゃべる子&よく話を聞いてくれる子になったのは、こうした心得を意識しているからかな?と、思うので(もちろん同じようにして他の子にも効果があるという保証はどこにも

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「パパの方が良かったのに~!」と泣かれたママは、子どものつたない言葉から「真実を受け取る心得」を学んだ。

「パパの方が良かったのに~!」と泣かれたママは、子どものつたない言葉から「真実を受け取る心得」を学んだ。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.7~

「パパの方が良かったあぁぁぁ~!」

「パパに会いたいいぃぃぃい~!!

「パ~~~パ~~~~!!!!」

…………5歳の次女が、泣きわめいている。

月曜日の、夕方18時。
私は洗濯物をたたんでいて、何か言いたげな次女が側に寄ってきた時に、顔も見ずに言ったのだ。

「ちょっと待ってね、いま洗濯物たたんでるから」

そしたら、スイッチが入ってしまっ

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上の子が「出来杉くんキャラ」だと、下の子は勝手に「自己肯定感が低くなる」のかどうか問題。

上の子が「出来杉くんキャラ」だと、下の子は勝手に「自己肯定感が低くなる」のかどうか問題。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.6~

久しぶりに、真面目に子育てについて悩んでいて。その内容が標題のもの。
次女(5歳)の自己肯定感が、低い気がするのです。

何かと言えば、「できないんだよ~」と言って泣く。
そもそも失敗を恐れて挑戦しない。
お友達とうまくつきあえない(らしい:本人談)。
幼稚園の先生にほめてもらえない(らしい:本人談)。

どうも、自分は「ダメな子」だと思い込んでい

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旅には出にくいご時世だけど、「可愛い子に旅をさせる」ことはできる。

旅には出にくいご時世だけど、「可愛い子に旅をさせる」ことはできる。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.4~

「可愛い子には旅をさせよ」と言います。親側がこの言葉を日々意識して子育てすれば、現代の子育てを取り巻く様々な負の現象(過保護・過干渉など)の多くが好転する気がします。いつもベッタリな親子ほど、「思いきって離れてみる」ことにより得られるものは、子どもにとってはもちろん、親にとっても相当大きいのです。

とは言え今年はコロナ禍で、子どもだけで参加できる

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主体性が、育ってないのかと思ったら。

主体性が、育ってないのかと思ったら。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.3~

うちの子どもたちは、すぐ聞いてくる。
「○○してもいい?」と。
しかも大抵、私が即答で「いいよ」って、言いそうなことを、わざわざ聞いてくるのです。

「ブロックで遊んでいい?」
「今日はこの服着ていい?」
「このおやつ食べていい?」

自分で決めてよ!主体性が育ってないの!?

と、わりとイラッとくる時も多々あり。
なまじ、「子どもの主体性を養う」

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邪魔しないから、邪魔されない。

邪魔しないから、邪魔されない。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.2~

最近、私が、家でパソコンだのメールだのに追われていても、子どもたち2人が邪魔してこないなぁ……
と、ふと気づきまして。

で、ほんとに用がある時は、私が一段落ついたりトイレに立ったりしたタイミングを見計らって、「ねぇママ、○○したいんだけど」と、言ってくるのです。9歳の長女はもちろん、5歳の次女も、わりとそうで。

いやいや、大人か?

とか、思う

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5歳の次女が繰り返し読みたがる絵本の話。

5歳の次女が繰り返し読みたがる絵本の話。

シリーズ「我が子育ての現場から」
~No.1~

「しごとば」シリーズの絵本。
5歳の次女の愛読書。

もう、めっちゃくちゃ好きなんですよ。
どんな絵本より愛読してるんですよ。
夜な夜な読み聞かせはコレですよ。

一時的なマイブームじゃなくて。
もうかれこれ1年ぐらい、ずーーーっと「しごとば」ファンなんですよ。

Eテレの「テレビ絵本」で「キャビンアテンダント」と「幼稚園の先生」を見てハマり、

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