あっちこっちと、渡り歩くから読書はたのしい
ふと、僕のnoteにそっと現れたこちらの記事。おすすめに出てきました。
内容はとってもおもしろかった。最近はもっぱら読書がデジタル化している僕からすると、「紙の本もやっぱり捨てがたい」と図書館員なら忘れてはならない感情をおもいだすきっかけにもなった。
−−−
「読書はRPGだ」
上記記事にもあるように、読書はつぎの読書を刺激するのが読書のいいところだとおもう。僕も人生初めての読書は、たぶん「絵本」だった。小学校の図書室にもよく行っていた。その当時はまだ、本の奥付あたりに「貸出カード」がついていた記憶がある。
ここから徐々に、描かれる世界は細分化され、小難しい小説や伝記などを読むようになった。まさに読書は人生とともにある。
とはいえ、本屋に行けば見上げるほどたくさんの本があるにもかかわらず、この世にはまだまだ知らないことのほうが多いにもかかわらず、「なにを読めばいいのかわからない」という疑問も依然としてのこる。
「いまの僕に適った本があればいいのになぁ。」
そんなとき、冒頭で紹介した記事のなかに「新書マップ」なるものが登場した。本文では「納豆には醤油、読書好きには新書マップ」というぐらいあっさりと書かれていたのだが、僕はこのサイトをはじめて知った。すぐに開いてみたのだが、これはすごい。さっそく使ってみることにした。
−−−
■ 新書マップ
いまのテーマは、これでした。↓
検索は、興味のむくままポチポチとするだけ。
大学図書館でのしごとは楽しいし、本にかこまれた生活は僕が長年あこがれていたものでもある。
ただ、悲しくもいいことばかりではもちろんない。「カウンター業務が中心なので、本に関わるという意味ではやりがいは感じにくい」「自らしごとを発掘しないと、退屈でいつか本気で眠ってしまいそう」、そしてなにより「給料が安い」。
よりよい図書館のしごとは模索しつつも、仕事についてはだれしもが永遠に悩み考えつづけるテーマだろう。
■ カーリル
本の横断検索、という意味なら「カーリル」は欠かせない。
おきにいりの図書館を設定しておけば、複数の図書館の蔵書・貸出状況をまとめて検索できる。
■ K-Libnet総合目録
京都府民なら「K-Libnet総合目録」もある。
このように、公共や私立大学なども含めて、ぜんぶ一気に検索ができる。京都だけでなくそれぞれお住まいの地域、とくに「都道府県立図書館」であれば似たようなサービスはあるのではないかと。
−−−
どれもたいへん便利なサイトなので、ご存じないかたはぜひとも活用していただきたい。そして、樹田さんをふくめ、最近はnoteから新しい世界を知ることがとにかく多い。
僕も1日でもはやく読者の方々の力になれるように、今日も読書を欠かさない。