相手の立場にたつとは|CommuCom
はろー、マリエです。
CommuComという
コミュニケーションサポートやってます。
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10月は『言語化』をテーマにお話ししています。
相手が何を考えているかわからない
「相手が何を考えているのかわからない」
「どこまで踏み込んでいいかわからない」
「何もしてないのに距離をとられてしまった」
コミュニケーションにおいて
『相手の立場に立つ』ってむずかしいですよね。
といいつつ、皆さまのお話を聞きながら
わたしは今や『相手の気持ちがわからない』
と悩むことは一切なくなったと気づきました。
相手だって自分のことがよくわかってない
そもそも、
『他人の心は誰にもわからない』ですよね。
*エスパーやその道の人は除く
さらにいうと
『自分の心すらよくわかってない』
という人も多くいると思います。
わたしたちができるのは
『相手の心に近づこうとすること』
『相手の心を理解しようと努めること』
くらいです。
本当の意味で理解はできませんが
だからこそ、
少しでも近づけたときはとても嬉しいし、
互いのよき理解者となれたら
最高にハッピーです。
相手の立場に立てない人は、喜怒哀楽の幅が狭い
例としてわかりやすい
『サリーとアンの課題』という話があります。
人間はもともと
「自分の視点」しかもっていないのを
成長の過程でだんだんと
「相手の心を推測する力」をつけていきます。
(詳しく知りたい方はググってみてくださいませ)
大体4歳ごろから身につくといわれる
「相手の心を推測する力」ですが、
これは放っておけば誰でも
身につくものというより、しっかり
学習して身につくものだと私は思います。
つまり、学習する機会がないと
どんどん人の気持ちがわからないまま
大人になってしまうという・・(汗
どうやって学習するか?といえば
よく子どもが泣いたときに
「痛かったんだね」「つらかったんだね」
といった言語化による自分の感情の理解からはじまり
まわりの人間関係のなかで
人によって感じ方や考えの違いがあることを知り
さらに本や映画、アニメなど幅広い世界で
登場人物を通して実生活以外の
多様な価値観を学ぶことができます。
喜怒哀楽の幅が狭い人は
感情を短絡的に捉えがちなので
相手が少し顔をしかめただけで
「怒った!」と結び付けたり
自分が「うれしい!」と思うものを
人に対しても「うれしいでしょ!」と押し付けたり
(感情の多様性がないため)
人間関係で手こずるシーンが多かったりします。
(ASD_自閉症スペクトラムの方はこの他者理解に課題がある場合が多くあります)
相手の立場に完全に立つことはできないが、自分の心の幅を広げることはできる
「他人の心なんて、どうせわからないんでしょ」
と諦めるのではなく、
お互いが心地よく暮らすために
理解度を高めることはとても大事です。
相手の心はわからないけど、
自分にはない多様な視点を
学ぶことはいくらでもできます。
もっと書きたいのですが
今日はこの辺で。
CommuComでも
いろんな事例をご紹介していきますね!