
40.時間の価値に気づいてますか?
記事を読んでいただきありがとうございます。
前回は、「組織管理には、数値化が不可欠」について、お伝えしました。
あなたは、お金と時間、どちらが大切だと思いますか?
お金を大切にする人は多くいます。
しかし、時間を大切にする人は意外と少ないものです。
それは、お金は目に見えますが、時間は目に見えないからではないでしょうか。
では、ここで質問です。
「あなたの残りの人生をいくらで売ることができますか?」
1000万円?
1億円?
10億円?
ほとんどの人は、「お金には換えられない」と答えるでしょう。
それにもかかわらず、私たちはしばしば貴重な時間を無意識に浪費してしまいます。
たとえば、スマホをなんとなく触っているうちに、1時間が過ぎていたことはありませんか?
もちろん、娯楽も大切ですが、「やるべきことを後回しにしてまで」必要でしょうか?
時間はお金と違い、決して増えることはありません。
減る一方です。
だからこそ、一度じっくり考えてみてください。
時間を有意義に使うには?
「やらなければならないことがない」と思う人もいるかもしれません。
しかし、本当にそうでしょうか?
特に、施設長であるあなたには、やるべきことが山積みではありませんか? 施設で日々発生する問題への対応、売上目標の達成、そのための計画立案や人財育成。
また、これらのことを達成するには、常に学び続ける必要があります。
時間が足りないことはあっても、余ることは決してないはずです。
一度、深く考えてみてください。
何をすべきかが見えてくるはずです。
やるべきことを続けるには?
やるべきことが見えてきても、それを続けるのは簡単ではありません。
たとえば、「施設にはコミュニケーションが大切だ」と思い、その勉強のために本を買ったとします。
「今日から毎日10分間、この本を読もう」と決意するかもしれません。
しかし、最初の数日は読めても、やがて言い訳を作り、読まなくなってしまう。
そして、1ヶ月後には本がほこりをかぶっている…
そんな経験はないでしょうか?
人は好きでないことを続けるのが難しい生き物です。
では、どうすれば続けられるのでしょうか?
答えは「習慣化」です。
たとえば、歯磨きを考えてみてください。
歯磨き自体は特に楽しいものではありませんが、ほとんどの人は毎日行っています。
それは、歯磨きが習慣化されているからです。
人は、習慣化されると「やらないと気持ち悪い」と感じるようになります。
習慣化の方法
一般的に、人は短い人で14日間、長い人でも30日間続けることで習慣化すると言われています。
私の娘も、かつては寝る前の歯磨きを嫌がっていました。
そこで、寝る5分前にアラームをセットし、鳴ったら「歯を磨きなさい」と声をかけるようにしました。
すると、1ヶ月後には、アラームが鳴らなくても自分で歯磨きをするようになりました。
このように、続けることで習慣化することは可能なのです。
習慣化を助けるアプリ
しかし、習慣化するまでが大変です。
私の娘のように、誰かに言われればやるかもしれません。
しかし、大人には誰も指摘してくれません。
自分の意志だけで続けなければならないのです。
そこで、習慣化を助けるアプリ「ドットハビット」を紹介します。
このアプリは、続けたいことを記録し、実行したらボタンを押すだけのシンプルなものです。
しかし、視覚的に「続けられている」という実感を得られるため、継続しやすくなります。
このようなツールを活用し、限りある時間を有意義に使いましょう。
まとめ 習慣化で時間を有意義に使う