【脱ICU・母】リンパ芽急性リンパ腫・白血病(5)

遠い遠い異国の地での出来事。これが事実かフィクションかは、読者の判断に委ねよう。

とりあえず、目下の生命の危機は脱して、ICUから一般病棟に上がることになった。

個室だったかは覚えていないが、私しか患者は居ない部屋。

状況を聞いた母は、別の国から正にすっ飛んできた。(本当に飛んできた🤣)

身の回りのことを手伝ってくれる母と接した瞬間、心底ホッとした。

今でも、愛情たっぷりに、そして根がハッピーなのが輝くように滲み出している笑顔で、すっごく丁寧に😊って状況を思い出すと、笑顔をもらえます。(そういえば、初ICU後も当時の自分を直視して、歯磨きやら耳掻きやらをやってくれたことに感謝し続けていた。なによりも、自分を生きている人間として目を逸らすことなく、異常なほど作ったような優しさでもなく、いつもと同じ心情で直視し続けてくれたことが嬉しかった。)

歯磨きの時、全てから解放される底知れない安心感を感じた。この時感じた心の芯まで包み込んで解す感覚を通して初めて、それまで自分の中に常にあったテンション(一種の緊張感)に気がついた。久々に心の底からの安堵と安心感を感じた。(こういう次元のリラックスって、そうそう感じないほどに深く浸透する。)

母親というのは、誰しもにとって、きっと特別な存在なのだろう。ただ、そばにいるだけで与えられる包括的な深くて強いこの感覚が、母親独特の愛情なのかもしれない。

お母さんを大切にね😉

今を大切に生きよう!

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