ガンガン学力を伸ばす裏技
座学をするようになったのは、祖父に「教科書が目に浮かぶようになるまで勉強しなさい。教科書はどれも内容は大して変わらないから、気に入ったものをとにかく反復してやり込みなさい。」と言われてからだ。
小学生までは、野山で遊ぶことに全力だった。試験前も全国統一テストの前も「明日テストだから早寝するね〜」が決め台詞。(頭が働くのが一番 🎶)
一応補足すると、眠前の読書も大好きだったし、小中学生全国統一試験も満点で国内トップだった。「勉強しない=落ちこぼれ」ではなかったよ。
中学でも仲間と一緒にカブトムシの幼虫を掘り起こし、腐った木を割ってクワガタ見つけにのめり込んだっけね。
けど、尊敬する祖父の「教科書のページが目に浮かぶまで勉強しなさい」という言葉でスイッチが入った。
宿題に加えて、試験勉強もするようになったのだ。
誰に言われるでもなく、勉強が楽しくなった高校では、本気で勉強するようになり、英国の統一試験でもトップになれた。
こうして、何でも実験して検証するのが大好きな今の私は科学者になった。
自分で探究が好きなのも、好奇心を満たす学習が好きなのも、母と自然の中で遊びまくったからだろう。
いわゆるお勉強というと、机や黒板に向かってやる座学だと思いがちではないだろうか?
しかし、遊びからも多くのことを学べる。当然、遊びからしか吸収できないことも多い。
そして、十分に幼少期を楽しむと、ある時ちゃんとスイッチが入る。仮に、そのスイッチが勉学ではなかったとしても、何かに没頭することは将来に繋がるのではないだろうか?
すると、子供の頃はよく遊び、要所々々で大人が勉強に関心を持たせさえすれば、子供は勝手に伸びるだう。
お祖父ちゃんのデスクには、いつも最新の雑誌が山積みにされていた。しかも、全て通読して臨床応用していた。身近にいて勤勉な大きな背中に憧れた。模範を見せてくれてありがとう。
お母さん、私が子供の頃に目一杯自然の中や自然科学館で遊ばせてくれて、やりたいことに没頭させてくれてありがとう。
おかげで、未知の探究が好きだし、忍耐力と柔軟な発想が身についたと思うよ。
お父さんは今を伸び伸び楽しむことの大切さを教えてくれた。けど、密かにかなりの努力家だったね。日々の何気ない行動に向上のための鍛錬を盛り込んで、常に思考を訓練していたね。
子供は未来!
豊かな未来のためには、今子供達が十分遊べる世界を作ることは大切だ。