眩しい日の光の下で、緑いっぱいの空間に身を置く。滝が落ちて砕ける様子を眺めながら、降るような蝉の声と、波打つ風に擦れる木の葉の音に、静かに耳を傾ける。じわじわ額ににじむ汗を拭きつつ、全身で「夏」を浴びる。
普段生きている場所よりずっと過ごしやすくて、ずっと生きやすい気が、する。
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