「余裕」はバカにできません!!
「余裕」と聞いてあまりいいイメージを持たない方も多いかもしれません。
「あいつ、ずいぶん余裕があるな!」
「ポルシェとか乗り回して、余裕だな!」
うらやむ想いとちょっとバカにした感覚をあわせ持った言い回しですね。
しかしですね、余裕というのはとても大切なものです。主に3つに区分けできます。
・時間的な余裕
・気分的な余裕
・金銭的な余裕
結論から言うと、余裕というのはバカにするどころかバカにできない、生き抜く上での大切な要素なんです。
⏱時間的な余裕⏱
待ち合わせのとき、〇時からミーティングのとき、少し早めに現地入りしますよね。
ギリギリになったり遅れてしまったらどうでしょう?
ちょっとくらいどうってことない!というケースもあるかもしれませんが、たいてい「ヤバい…」と思います。
この「ヤバい!」という気持ちを引きずりながら過ごす、これこそ「余裕のない」状態です。
「ヤバい!」と思わないように時間に余裕を持つことがポイントになってきます。
仕事のこと、育児と家事、親の介護、毎日その繰り返し。「時間が足りない」という気持ちも「ヤバい!」と同じです。
一日のどこかで一人になれたら、ぼーっとできたり、なにも考えなくて済みます。こういう時間を少しでもとっておくといいです。
「あ、いま手が離せなーい!」ってウソでもいいから言って、じぶんのために時間を作っちゃいましょう。
☘️気分的な余裕☘️
気分っていうのは張り詰めているときはいいのですが、いわゆる「緊張の糸がゆるんだ」ときはもうすでに手遅れになっちゃいます。
コップに水が溢れるイメージです。
じぶんの気分をコップだとしたら、水を適量注ぐような感覚がいいですね。
あるいはパソコンやスマホに例えるなら、ストレージの容量ですね。
容量がいっぱいになるとパソコンやスマホのパフォーマンスが一気に落ちます。スマホだとダウンロードしたアプリが消えてしまうことも…。
こうなる前にある程度の余裕をもっておく、この感覚をじぶんの気分にもそのまま当てはまるイメージを持っておくといいです。
💰金銭的な余裕💰
お金がないとあせってしまいます。
最近は電子マネーが主流。わたしもお財布にはあまりお金を入れていません。
でも、もしものことを考えたら少し余裕をもっていた方が安心ですよね。お財布の中身だけでなく、貯金もそうです。
お金を増やすことができればそれに越したことはありません。ただ、そのことで時間を割いてしまったら「時間的な余裕」がなくなる。
しかも時間をかければ必ずお金が増えるわけではありません。
むしろお金の使い方に注意が必要。計画的に、ムダ使いしないようバランス感覚をもっておくのが肝要です。
👹余裕がないと本性が現れる!?👹
余裕というのは言い換えればゆとり、バッファです。
バッファとは衝撃を和らげる、いわば緩衝材的なものをイメージすると良いでしょう。
つまり余裕がない状態というのはエアバッグのない車で事故を起こした状態。
想像してみるとわかりますが、そのとき機が動転してパニックに陥り、頭の中は真っ白。
余裕がないとはそんな状態を指します。
こういうときは自分の悪い部分、我慢していた部分が吹き出してしまいがちです。
よからぬことを普段心の中で考えていたりすると、それがうっかり表に出ちゃう。
言葉としてではなくとも、表情とか、態度とかで知らず知らずのうちに出てしまうのです。
「普段からそんなこと考えたこともない!」
という場合でも、いつも通りのパフォーマンスは期待できないでしょう。冷静ではない状態ですから。
いずれにしても、余裕がないと自分の身が危険にさらされます。みにくい心を本性というのであれば、それがさらけ出されてしまいます。
💊余裕は万能薬💊
余裕を生み出すのは3つの要素。
・時間的な余裕
・気分的な余裕
・金銭的な余裕
この3つの要素は互いに関連し合っています。どれか一つでも欠けるとバランスが保てない、そんな関係です。
そして、余裕がないと失うものが大きい。余裕とはそんな存在でもあります。
決してバカにできません。
日々、余裕を持つことを念頭にちょっと時間を空ける、少しでもハッピーな気分でいる、懐もちょっとだけ満たしておく、それだけでオッケー!
少し意識してみましょう!!
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