雪駄ちゃらちゃら京の街 〜京のわらべ歌〜
九條です。
今日(2024年8月23日)は、お昼前から仕事で京都市内へ行きました。
今日の京都市内の最高気温は38度(正確には37.5度/アメダス観測データ/15時)でした。ちなみに今日の大阪市内の最高気温は36度(正確には35.5度/同/15時)だったようです。
関西はアツいです!
さて、京都市内にお住まいの方や京都市出身の方はもちろん、関西の人なら多くの方がご存知の「京の通り名」のわらべ歌。
これは、京都の街を東西に貫く通りの名を北から南へ順に歌ったものです。
京都の子どもたちはこの歌で通りの名前と大体の位置関係を覚えました(大阪出身の私も子どもの頃、この歌で京都の通りの名前を覚えました)。
『わらべうた2-3-1 まるたけえびす 全体像』(京都教育大学/2分15秒)※動画が始まるまで10秒ほどかかります。
この歌の起源については不明ですが、その原型は中世(室町時代頃)まで遡るのではないかと言われています。それが江戸時代になって広く歌われるようになり、現在まで伝わっていると考えられています。
この歌において九条通までしか歌われていないのは、平安京は九条(九条通)までしかなかったからです。明治時代の後期までそのような状況でしたが、1904(明治37)年に十条通が開通しました。
上記のわらべ歌の別伝として、
があり、現在ではこちらのほうがよく知られているようですが、十条通が歌われている事から、こちらは1904(明治37)年以降に改変されたものと思われます。
皆さまがお住まいの地域では、その地域を歌ったわらべ歌などおありでしょうか?
では皆さま。ステキな週末・休日をお過ごしくださいネ。^_^
©2024 九條正博(Masahiro Kujoh)
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