今は濁って見えるのに過去は美化してしまう不思議
日常生活に支障があるわけではないが眼鏡を作った
運転するときや映画を観るときに欲しかった
友人も作るといっていたので一緒に買いに行った
前回作ったものは失くしてしまっていた
必要ってわけではないのでしばらく作っていなかったけど
あると嬉しい
新しい持ち物って嬉しい
綺麗に遠くがはっきり見えるっていいね
視力は若干落ちていたけどやっぱり悪いってほどでもなかった
最後に眼鏡を作ったのは5、6年ほど前だったらしい
眼鏡屋さんに記録されていた
「そんなに前だったか」
それをきっかけに5、6年前のことをなんとなく思い出してみた
思い返すとなかなか充実していたなと思ったけど
過去って美化してしまうところがある
「あの頃はこんなことが良かった」
とついつい思ってしまうことが多い
戻りたいだなんて思うこともあるけどその状況と当時のメンタルに戻りたいかといったら絶対に戻りたくない
色々あって経験したからこその今である
今ここから観る過去の景色が綺麗に見えるだけ
なんとなく恋しいだけ
過去だからこそ綺麗に見える
当時も当時で大きな悩みがあったはず
それが今現在解決しているから過去をそんなふうに思うのかなと
そう考えると不満だらけの今現在もいつか綺麗に見える日が来るんだろうな
そうは思ってもなかなか前向きになれない日がある
今日はそういう日
だから過去を懐かしむ日として受け入れようじゃないか
眼鏡は失くしてしまったけど新しい眼鏡を買うことができた
失くした眼鏡はちょっぴり恋しいけど嬉しいよ
色々手にするタイミングがあるな