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《読書記録_01》スマホ失明


「スマホ失明」というタイトルの本を読む前からスマートフォンを使用することで目が悪くなることは当然知っていました。しかし、この本を読んで、その原因や具体的な対策について詳しく知ることができました。

スマートフォンを使用することで目が悪くなる主な原因は、ブルーライトによるものです。ブルーライトは、紫外線の一部であり、網膜にダメージを与え、視力の低下や網膜の老化を引き起こす可能性があると考えられています。ブルーライトは波長が短く高エネルギーを持っており、角膜や水晶体を通り抜けて網膜にまで届きます。網膜の視細胞にはブルーライトを吸収する色素が少なく、ブルーライトが吸収されずに蓄積されてしまうため、網膜の老化が促進されると言われています。

しかし、この本は、現代社会で完全にブルーライトを避けることができない状況において、どのようにして目を守ることができるかについても詳しく説明しています。その中で、特に印象的だったのは、明るさ1000ルクス以上の光を浴びることで、近視の発症が抑えられるということでした。実際に、明るさ1000ルクス以上というのは、屋外でないと実現が難しい明るさですが、直射日光でなく日陰でも大丈夫だそうです。このことから、私自身も子供たちも、外に出て運動をすることを心がけるようになりました。

この本を読んで、私が得た印象は、最初は恐怖を感じていたものの、目を守るための具体的な方法が多数提供されており、目の健康について考えるきっかけとなったことです。ブルーライトの危険性を知ったうえで、適切な対策を取ることで、目を健康に維持できることが分かり、安心感を得ました。この本は、目を大切にするための貴重な情報源であることは間違いありません。


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