飲食店バイトで学んだこと
高校生から20代半ば。自分の事業が安定するまでの間、様々な飲食店バイトをしてきた。(現在は飲食関係ない事業所得メインでやっております)
今でも老後、または資金があるものなら飲み屋を経営したい夢はある
〜飲食店バイト経歴〜
・焼き鳥居酒屋
・ニュータンタンメン本舗
・イタリアンレストラン
・ガールズバー
先ず飲食店を選んだのは、なんたって食べるのとお酒がすき!
そして、話すのも好きなので接客がしたい。できるだけチェーン店ではなくて個人店や接客がシステム化しすぎていないところ。
稼ぎたい頃は、一日でランチのイタリアン、夕方から22時くらいまで居酒屋、23時から朝方までガールズバーという事もやっていた。それも若さありき、大変だったよりは楽しかった記憶。
〜学んだこと〜
・お酒の作り方
居酒屋で基本的なカクテル、焼酎、日本酒をメインに個人店だったので仕入れもその都度変わり試飲できたりと、とても勉強になった。分かってくるとお客さんに勧めるのも楽しくてやりがいがあった。
イタリアンでは残念ながら夜の営業はあまり入れず大好きな赤ワインは未だあまり詳しくない。
ガールズバーでは、カクテルの勉強になるかと思ったけど、接客がメインなのであまり期待していたようなお酒の知識は得られなかった。
居酒屋では早業サーバー注ぎ、両手で6個のジョックを持つのと、ラーメン屋では麺と餃子を出す空気を読みつつ酒を瞬時に出す技を得た
・接客の事
ラーメン屋とランチイタリアンは、激混みなので基本流れ作業であまり接客なし(残念)
ガールズバーは、タバコの付け方や、吸い殻入れの処理、グラスの水滴とったりと水商売では当たり前なのかもですが居酒屋では学べない気遣いを知れたが、、。結局飲食店ではないので、ガールズドリンクバック(お客さんにドリンクいただくと店員の課金になるシステム)目的の会話みたいになってしまい疲れてきて私にはあってないと思った。
居酒屋では常連さんとの会話はとても楽しかったし、酒飲みの(当時は)若いネーチャンだと知るとプライベートで飲み会さそってくれたり、お小遣いくれたりした(小声)
会社関係でいらっしゃる宴会の敏腕幹事さんの観察がとても勉強になった。
座席の決め方、領収書の書き方、支払いの方への上下関係の配慮、代行の呼ぶタイミングなど、これは今もなお感謝している。
会社宴会に関わらず、デートの男性の振る舞いの様子や家族の会話なども耳にはいる事もあり、当時貧乏生活&マックしか経験しない学生生活だったら知らない世界だったとおもう。(お金なかったのでバイト先にプライベートであまりいけないレベル)
そして、好きな店で私自身美味しいと思える商品に囲まれていると心のそこから「ありがとうございました!またお待ちしています!」って気持ちよく店先まで送り出せた。
自分が店をやるならそんな風に思ってもらえる従業員がいてくれるようなお店つくりをしたい(きらりっ)
・売上の事(経費や人件費大変)
イタリアンではオープニングスタッフだったので少し開業の資金など裏話が聞けた。
ラーメン屋は激混みだが回転数命なので、10分でも客が途絶えるとやばいらしいという事実に驚く。めっちゃ忙しいし繁盛店なのに経営は精神的に大変そうだなぁって思った。
ガールズバーは当時ほぼ同年代の女性が副業で経営していて、客のこなさは感じていたので半年くらい働いて閉店となった。夜のお店でも常連を掴むのはむずかしいのだなぁ、と思った。(ここに関しては他人事..)
居酒屋は仕入れ発注から毎晩の閉店時現金チェックもやらせてもらったので、平日あたりは、今日は早く上がってあげたほうがいいかな、なんて思っていたバイトの身分でありました。
・新規商品開発の事
ここに関しては地元の居酒屋に限るが、20歳半ばにして50過ぎのオーナーの嫁だと思われていた入り浸りバイトだったので...?
そもそも他のバイトが高校生ばっかり(小声)なので、若い女性ターゲットのメニューとかバンバン発言&取り入れていただき嬉しかった。
・同じ飲食でもターゲットが全然違うこと
ここまで書いていて改めて整理出来てきたが、提供する商品も違えば、時間帯や対象のお客さんの年齢層も店が違えば全然違う、様々な飲食店バイトを同時に経験できて、自分の仕事にも考え方がつながるキッカケになった。
学んだ事おまけ
1日に3店舗を掛け持ちバイトして、いくら楽しくても、バイトという立場で労働の対価である給料を身体一つでもらう事には限度がある。
30歳過ぎて自営業をやっていると収入感覚的にも、バイトには戻れないので学生時代に経験しておいて良かった学び代も込だとしみじみ思うのである。
当時は、すべてのバイト先で人間関係も良く、どこの場所でもこのまま社員にさせていただきたいなーと思ったくらいですが...どの道甘い考えだし、私には勤まらないと思いとどまりよかった。
とにもかくにも、地元の居酒屋で長くバイトしていたので今の自営業にもご縁が繋がっていてありがたやありがたや。
将来的に居酒屋働きたい夢が持続していたら、しっかり経営者として成功出来るような構想を練っていきたい
まずは、旦那飯がおいしいので、当時の思い出と学びをいかしてお家バーカウンターでも開店しようと思ったのでした。
以上思い出記事でしたぁ。
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