#きょうのコピー184日目
先日の広告見開き1ページに、ドーーーンとインパクトのある広告が掲載されていました。クライアントは森永乳業のピノ。
アイドルグループ・V6を起用してなかなか楽しい広告だったのでご紹介します!
なかよしで行こう。
コピー自体は至ってシンプルですが、V6の楽しそうなグラフィックと相待って説得力のある広告に仕上がっています。
ピノは6個入りだからV6にピッタリ。
せっかくなのでボディコピーもご紹介します。
おなじことを楽しもう。違うことはもっと楽しもう。
誰かと素直に向き合うことは、いつだって素直に照れくさいけど。
そんな時は、いっしょにピノでも食べてみよう。
アイスは、心の壁を壊すことが得意だから。
平和はきっと。隣の人と仲良しになることから始まる。
みんなの距離は離れてる今だからこそ、同じアイスを食べている、それだけの平和をもっともっと広げていくぞ。
今年のピノは、アイスと平和がテーマです。
ただ単にピノの広告をするのではなく、ピノの持つ特徴や、世界平和につなげていくブランディング広告だと思います。
そこでV6を起用して訴求しています。
最近は商品を売る広告よりも、商品やサービスを通してブランディング(存在意義)を訴求する広告が増えてきました。トレンドですね。
これは、単に「新商品発売!買ってね!」ではユーザーの心は動かず、社会的意義や商品・サービスを通して商品・サービスの社会的位置付け・存在意義を伝えることで間接的に商品PRを訴求する広告が増えているからだと思います。
おしまい
書いた人:和田裕史