新しい習慣が生まれる瞬間とは
自分の周りの環境が変わる時って、慣れないことが発生する。さらにそれに対して自分の新しい習慣を作り上げないといけない。そうでないと新しい環境に入って自分の人生を変えることはできない。
これは、私が今まで生きてきた人生の中の事実というか、
そういった類のものだと思う。
今朝、もう20年近い付き合いの友人と会話をした。
以前は同じ学舎に通いいろんなことを一緒に乗り越えた大切な人だ。
大変な時期も、楽しい時期も一緒に過ごしたことがある。
そんな友人が最近、新しい環境に入って自分に挑戦している話を聞くことができた。
本当に嬉しいことであり、やはり人生を誠実に生きている人には扉がどんどん開かれていくのだと思う。
彼女が今回なぜ彼女にとって新しい、良いチャレンジの場を見つけられたのか、自分なりに観察してみた。
(前のどこかの投稿でも書いたが、私の現世での役割は細く、細やかにすることらしい。今回の現象も細やかにしてみたいと思う笑)
彼女は今年の4月くらいから新しい環境を目指し、まず自分の思考を変えることから始めた。自分の思考に新しい認知を入れ(新しい人に会い)、自分は本当はどうしたいのかということと向き合った。
この段階で自分の外から自分を見つめることをしたり、自分の世界の外から自分を見ることができたことが重要だったのではないかと思う。
自分自身は今の目の前の世界から抜け出ることはないのだ。
その後自分の新しい認知、そして向かいたい先(これは自分がそう思っていると顕在意識では思っているが実際は生体として思わされているのではないかと思う)の判断基準を持って現代の世界を再判別する。
すると今までの自分と新しい自分の価値判断基準が異なるために、必ず葛藤が発生する。これを乗り越えるのを新しい習慣づけと私は呼ぶ。
今まで通り自分は何もせずに生きることもできるであろう。でも、自分を生きるということはそうではないのではないのか。
そういう葛藤を乗り越えた時、新しい自分の認知から発生した価値判断基準が心身に染み渡り、自然に新しい習慣が出来上がり、結果現実が変化していく。
それが私から見た、慣れないことを慣れるメカニズムであり、
その前には「現状への圧倒的な絶望感や違和感」、その中心には「自分の外から自分を見ること」と「見た結果の新しい自分への憧れ」があるのではないかと感じている。
そのプロセスを今回私の大切な友人が超えて新しい世界へ飛び込んでいく経過を見ることで感じることができた。
そしてそれは私自身にも今当てはまっていることだと思った。
習慣を身につけようとしてもできない、人間にできるのは、習慣をつけようとすることではなくて、今の自分の現状を良い意味で絶望し違和感を感じ、自分の外の世界から自分を見つめ、新しい自分に憧れることだけだと思う。
結果その魂が行動を変え習慣を変えるのだ。
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