LutraのWEBサイトリニューアル〜制作裏話〜
みなさんこんにちは!ご縁があってきてくださった方本当にありがとうございます✨
自分のペースでお母さん、経済人、娘などいろんな役割の中でその時の気持ちを切り取ったり、自分がこれは遺書として🤣残しておきたいな〜と思うものを自由に書いています。
今日は私が代表をしているLutraのWEBサイトがリニューアルしてからそろそろ2週間経ってますが、自分の仕事のワークスとしてどのような過程で制作していたかを残しておきたいと思います。
過去パンフレットについても同じ気持ちで書いてみました。
制作経緯や、私の心や頭の動きを残しておくことで、何か皆様の気づきになったり、私も自分で気づいたりすることあるだろうなあと思ったのでつらつらと書いておきます。
なぜWEBサイトをリニューアルしようと思ったのか?
最初にWEBサイトを立ち上げたのは2023年春。丁度中東ドバイに着いた日に完成しました。
元々凄く計画的にLutraを立ち上げようとしたというより、自分ができることがLutraしかなくて、とにかくタイミングで立ち上げてしまえ〜!という流れで立ち上げた流れでWEBサイトも作ったので、まだどういう方向性にするのか、どんなことをやっていくのかが曖昧でした。
そこから別の会社の立ち上げにも参画しながら並行してLutraの仕事をしていく中で、「これはLutraらしい」「これはらしくない」というものが明確になっていくのを感じました。
また立ち上げ当時は資金的にもできるだけ最小から丁寧に作っていきたいと思っていたので、できる範囲でできることをやろうとしたんですが、上に書いた「具体的に何するの?がない」ことと合わせて、私の今の人生を作り上げてくれている英語に加えて、中国語でも伝わるサイトをタイミングが来たら作りたいと思っていました。
そんな気持ちを持ちながら生活をしていたところ、昨年末に補助金をいただける機会がきて、さらに今年の前半で自分が今後Lutraでやり続けることの輪郭ができていた段階で「これは今やれと神様が言ってるんだな〜」と感じることができ、制作に入ったという感じでした。
パンフレットもそうですが、リニューアルも自分で掴んだというよりは、自分の意思は表示したけど、タイミングは向こうからやってきてきたなあ〜という感じです。
ちなみに今回のリニューアルでLutraの告知物は完成したかなと思いますので、あとは本業の仕事にさらに集中して🤪いけるかなと思ってます。
どんなふうにして制作が進んでいったのか?
私はコードを書けないのと、客観的なLutraをみる視点とデザインとして落とし込む「強さ」が欲しかったので、初回のWEBサイトと同じデザイン事務所さんにお願いをさせていただきました。
私は自分の姉の周りから始まって(実は姉は芸術大学に進んでそっち方面の人です)、ソニー、西のテーマパーク、自動車会社D社、モリサワなどなどでいろんなデザイナーを見てきていますし、仕事もたくさんこなしてきています。
そんな私から見てほそかわさんを一言でいうと、「美しさのセンスが面白い」です。あと、彼が神戸にゆかりがある人だからかもしれませんが、流れるような雰囲気があるのもいいな〜と思ってお願いさせてもらいました。
ちなみに同級生で、話しやすいけど自分のデザインに対する美学は持ってる方です。Lutraはまだまだ良い意味で芽が出たばかりですが、それをとても綺麗に表現してくれそうだなと思い、結果その雰囲気とか空気感がサイトに出てくれたかなと思います。
なんと言いますか、未成熟のみずみずしさ🌱のような空気感です。
だけど芽が出る前に、15年ほどじっくり根を張って場を固めてきた、その安定感や信頼感もうまく表現できたかな〜と感じております。
テキストなどの言いたいことは比較的どのデザイナーさんでも差はありませんが、全体的なトーン&マナーの醸し方🤣は、やっぱりデザイナーさんの個性がすごい出るので、私は特にブランディングに関わるお仕事をするときは注意しています。
制作は完成の半年前から企画を考えて、2月終わりに打診、3月正式スタート
6月デザインFIX→7月末公開という感じだったかなと思います。
あと今回の案件で確実に目が覚めたのですが、私は自分の中でクリエイティブの部分含めてイメージやトンマナ、レベル感が決まっていて、それを元に構成やテキストのトンマナまで統一したいタイプなので、デザイナーの個性は尊重しつつも、割と職人ぽく意図を汲み取って正確に表現してくれるデザイナーさんの方との相性がいいなと感じました笑
今回の最大のチャレンジポイントと所感
WEBサイトのトンマナは前回作っていたので特に大変ではありませんが、
今回のチャレンジは、3言語の文化圏を超え、どういう風に表現するかでした。
これ、「そんなんChat CPTもあるし、翻訳ツールもあるから自動翻訳でいけるやん」と思う人とか、「言語以外のデザインは同じでいいやん」と思う人いると思うんです。
私もまあブランド構築や開発の端くれとして多少の味付けはあれど大枠はいけるかなと思ったんです。
でもやっぱり、伝えたいものがちゃんと伝わるようにしようと思うと、受け手の人から見て文字や色、肌触りをどう感じるのか、その結果Lutraに対してどのような印象を持つのかを想像しながら制作しないといけないと体感したとき、それにかかる時間の膨大さと大変さに心が何度も折れそうになりました。
また、前回は日本語⇔英語だけでしたが、日本語⇔英語⇔中国語と跨いで表現したかったので、これで一気に難易度がさらに上がりました。笑
でも、私の信条として、自分が経験したことしか自信にならず、人に貢献できないと思っていたので、すっごい良い機会だと思ってチャレンジしました。
この赤の色は英語圏・中華圏・日本語圏の人が見るとどう見えるのか?それはLutraにとってどうなのか?
この言葉の表現は何を伝えたいのか?
言語や文化圏を超えても普遍的に変えたくないものは何か?
そんな問いを毎日毎日自分に投げかけて過ごす日々。
なかなかにしんどく辛く、でも一旦最後までやりきりたいと思っていたため
その他の仕事の工数を減らしながら進めていきました。
自社のWEBサイトのリニューアルは、それ自体がビジネスを大きく進めてくれるものでもありませんので、生活を切り詰めながら進めていた感覚も多少ありました笑
ただ、この言語を跨いでブランドの要素を整理して、言語やその他要素に落とし込んでいく作業は、グローバルなブランドマーケティングの本質が磨かれるとても良い修行の時間でした。
世界で活躍されるブランド・企業・個人の方が具体的にどのような苦難を感じるのか
それらをLutraのもつブランドマーケティングの力でどのように解決していくのか
今回の経験を通して、これらの疑問が体験知として積み上がったように思います。
余談ですが、元々Lutraはスローガンなしでいいかなと思っていたのですが、
Lutraに関わってくれているメンバーの方やデザイン事務所の皆さんと自然とあった方が引き締まりますね、という流れになり自然に出現し登場しました。
LET YOUR PASSION
LEAD YOU
今回のWEBサイトがあの形になったのも縁ですが、このスローガンも縁のなかで生まれ、その生まれた瞬間を体感できたことが今回一番良かったと思う瞬間でした。
日本語に訳すると「情熱を道標に」というところでしょうか。
このフレーズの音の流れも文字の形も気に入っていたので
翻訳なしで一つのスローガンにみんなで決めました。
このスローガンはもちろん関わる人全てに言えることですが
実は一緒に進めていこうとする、私自身にも言えることだな〜と見ながら感じています。
自分も含め、関わる人がみんなそれぞれの情熱の赴くままにーー。
このサイトを見ながらLutraの存在理由とあり方を感じます。
願わくば、ご縁のある皆様とも同じ気持ちであれますように。
いつもありがとうございます。
もしご興味いただけそうでしたら、気軽にスキ・フォローいただければとっても嬉しいです☺️
今日も良い1日をお過ごしください🌈✨