兵庫県知事選【番外編】merchu折田楓さんとアラサー女子のキモチ
こんにちは。
選挙が終わっても、何かと話題に事欠かない「兵庫県知事問題」。
今、とにかく話題になっているのは(株)merchuの折田楓さんのnote.
公職選挙法に抵触しているかどうかに関しては、専門家ではないので、続報を待つしかない。
チラシやデザイン物の作成以外のSNS運用部分への報酬、その時期、その金額により判断されるようだ。
こちらの折田楓さん、会社は西宮市にあり、1991年生まれのアラサー世代。
奇しくも、芦屋市(お隣の市)で数歳違いの私。
小さいお子さんがいらっしゃるようで、(図々しいですが)どうしても他人事とは思えない。
折田さんのプロフィールを見ると、慶應大卒、外資金融を経て、(株)merchuに至るよう。
個人主義、上昇志向となる事は容易に推測できる。
ましてや、既にご家庭、お子さんがいる状況で、自身を「何者」かへと上昇させたい場合、自分の行動の全ての成果物を貪欲に刈り取ろうとする気持ちは痛いほどわかる。
こちらの三浦瑠麗さんのポストに頷いてしまった。
仕事の目的が「個人の成長」(と、そのアピール)になった昨今、選挙という法的にも構造的にもセンシティブな土俵でなければ、この手のアピールも物議を醸す事はなかっただろう。
ただ、やはり戦場が大規模選挙である以上、法に触れるかどうか以前に、「組織と客のため」のPR業としての行動原理は忘れずにいてほしかったというのが、率直な感想である。
重ねてだが、家庭、子供が優先になりがちな30代、自分のキャパシティ一杯いっぱいで成し遂げた仕事を自身のアイデンティティの一部として発信したい気持ちはよくわかる。
だからこそ、建前であったとしても「組織と客のため」という原則が心のどこかにあれば、行動や発信内容もよりエレガントに、プロ意識のあるものになるのではないだろうか。
ちなみに、私がここでnoteを書いているのも、やはり、自分の考えや意見を発信したい、共有したい、あわよくば、前向きな意見交換なんてできたら嬉しいと思うからである。
それは、20歳の頃に「夏休みなのでハワイに来ました〜❤️」という心が少し大人になっただけのものかもしれない。
要は、承認欲求とか発信欲求とか、そういうものとはうまく付き合う必要があるなと思ったという事。
ネット上では、「阪神間の女子に多いタイプ」という趣旨の意見もあり、恐らくそう遠くはない人種として書いてみました。
キラキラした彼女が甘く見ていたのは、何よりも先の選挙に渦巻く憎悪と怨念なのかもしれない。