鳥獣戯画キャラのみなさん
温かいお茶が恋しいような、涼しい風を感じる季節になった。
柳桜園茶舗のかりがねほうじ茶「香悦」が好きだ。
味ももちろん、香りがとても良い。
そして、缶に鳥獣戯画がついている。
見つけた時に買うか、通販で買うかしていたが、何と近所のスーパーに置くようになっていて驚いた。
普通のスーパーで香悦が購入できる喜びで、機嫌が良い。
鳥獣戯画は、元気のない時に見ると、ふっと笑いが出る。
大人気もなくこんなことをして遊んでいるうちに、頭が空っぽになる。
なんて、とぼけているんだろう。
それぞれの仕草が、なんとも面白い。
鳥獣戯画の茶器は、私の元気の源だ。
これでお茶を入れながら、
勝手な話をいくつも作っては、子供に聞かせて、
「それ、ほんとう?」
と聞かれて、
「さて、どうかしら?」
とにっこりしてみせる。
そんなくだらないやりとりが、意外と大事なんだな、と思ってきた。
子どもは、この中の誰か(ウサギ、ネコ、カエル・・・)に自分を擬えて、話を続ける。
これが〇〇ちゃんで、これが△△先生で、うふふ・・・。
子どもが浮かんだことを話す中に、すごい真実を見つける時がある。
絵本を読んでいるときは一方通行だけれど、それはそれで豊かな時間。
後から、その絵本についてお話をする。
そして、私と子どもの間に何かアイテムがあると、また違った関係性になる。
キャラクターの台詞を考えさせて、私が別のキャラクターになりきって答える。
こちらが、同じ言葉を鸚鵡返しにするだけで、子供が気づくヒントになったりする。
いたずらな鳥獣戯画のキャラクターのみなさんのお知恵拝借だ。
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書くこと、描くことを続けていきたいと思います。