『腹黒のジレンマ』 感想、後半戦。
ごきげんよう怜です。
さて、後半戦行きますよっ!
↓前半はこちらから↓
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【3章】
そこから親に喜んでもらえるようになるまでに3年の年月を要することになるとは、このとき想像もしていなかった。(P.101)
この3年という時間は何があったんだろう?ちょうど3年後に何かあったって記述あったかな…私の読み落としかも知れないけど。
(略)「なんとなくやる気が出ない」という状態からなかなか忘却できない。やる気スイッチなんてものは存在せず、できるのは「なんとなく」を「何か」に変換すること。それだけだ。やる気が出ない時間を最小化していこう。(P.110)
なるほど…!これは受験生の私には有益な情報かもしれないです。「それだけ」と言われても中々難しいけど、とにかく理由を探してとりあえずやってみる、行動するって大事だよなぁ…。
さて、私はYouTubeの誘惑にどこまで勝てるだろうか?
【4章】
悩みのコンテンツ化に長けている人はリアルな回答を求めない(略) 悩みを「コンテンツ化して話さない」人は、実用的な会話をしがちなのかも。(P.139)
ここがちょっと難しくて、まだ分かりきってないのです。前半の「悩みのコンテンツ化に長けている人」は悩みをネタというコンテンツとして扱ってるから回答を求めないのかな、という解釈に落ち着いたんですね。
ただ「コンテンツ化して話さない人」というのは、相談しないとかそういう意味だろうか?するとなんで「実用的な会話をしがち」なのかもあまり理解できてないです。
分かる方いらっしゃったら教えてください!
一度「できそう」と思われてしまうと、できなかったときに評価が下がる。でも「できなそう」と思われてる人が一度でもできると、「すごい!」と褒められる。(P.148-149)
私も困ってます、これに。長女なので学校では割としっかりしてるんですが、家では何もできないのです(これはオートモードなので勝手に切り替わります)。家では次女が料理好きなのでやってくれるし、しっかりした人だから私のでる幕がない。
書類とかスケジュールとかは管理できるけど、家庭科の時間に頼りにしないでね。まぁ3年に家庭科の時間ないけどさ。
【5章】
感じたことがあったなら、伝わり方を考えた上で、それを表明していきたい。発散手段がこんなにも増えた今、「伝え方を考えましょう」という時代はとっくに過ぎ去っていて、「伝わり方」を読む力が必要とされている。(P.171)
ここも難しかったかも。「伝わり方」と「伝え方」と違いをまだ咀嚼し切れてないです。このページ(P.170-171)で伝えたいことはなるほど確かにって思ってるので、ゆっくり考えたいですね。
【まとめ】
さて、というわけで気になったところを上げつつ私自身の感想を載せてみました。
まず言うとしたらぶんけいさんの「腹黒」は私の思う「腹黒」とは結構違ったってこと。
「腹黒い」はネットで検索すると、
こういう風にでてくるけど、ぶんけいさんが悪巧みを持った人、という印象は湧かなかった。
人が好きで興味があって、それを分析することが「腹黒」なのかな、という感じに私は捉えてみました。
私のこの解釈で行くと「腹黒」自体が結構ポジティブになってしまったので「ジレンマ」と合わせにくくなっちゃうんですけどね。
文章の中に時々でてきた「アンビバレント」、そしてタイトルの「ジレンマ」。似たような意味ですが、少しニュアンスは違うかな?と言った感じですね。
(というか辞書の「ディレンマとも」は気になりポイント)
総評して、とっても面白かったです。というかエッセイってこういう風な読み方で正解?
共感するところも織り交ぜつつ、共感しなかったところもそこそこ取り上げたつもりです。折角なら共感しなかったところも知ってほしいと思いまして。
というか、そんな感想集が読んでみたいな。「わかる」ところを共有するのも一体感があって楽しいけど「わからない」同士を共有するって、何となく楽しそう。気が向けば是非そんなフォーマット欲しいなぁ、なんて。
長くなりました、今日はこの辺で。
(※一部東海オンエアラジオを流しながら感想を書いていた部分がありますので、その箇所は内容が薄いかも知れません。お詫び申し上げます。)
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