わたしとるりと猫様の紹介

まず、私（母）とるり（娘）の簡単な自己紹介をしますね。

家族構成

私は東京在住、アラフィフのシングルマザーです。るりはひとり娘。るりが3歳の時に元夫と別居し、その後離婚してからずっと、ひとり親として、るりと、るりの1歳年上だった愛くるしい猫と2人+1匹で暮らしてきました。小さいながらもあたたかい家庭だったと思っています。

仕事

国際系の分野でフルタイム勤務の働きマンです。るりが高校に入ったころ、私も子離れしなくちゃと思い、通信制の大学院に入り、働きつつ学生もしていました。目標を立てて達成するのが好きな根性系タイプです。

好きなもの

るりと一緒で猫好き。るりとの会話の6割ぐらいは猫のことでした。あと、ダイビングや海、自然が好きで、るりともいろいろな島に旅行に行きました。るりをアフリカにサファリに、そしてカナダにオーロラを見に連れていったこともありました。あと、ヨガとかオーガニックフードとかが好きなので、るりの友達からは「インターナショナルオーガニック」というあだ名をつけられました笑

性格

私は帰国子女だからなのか、かなり強くてグイグイ主張してしまう性格です。めっちゃストレートな物言いをしてしまうので、叱った時に、るりにはすごく辛い思いをさせてしまったようです。

それから、るりがブログで「母はあまり気付く方ではないので」というようなことを書いていますが、そのとおりで、私は鈍感力が高いので、あまり哲学的な疑問などは持たずに、社会に適合して生きてきました。よく言えば頑丈、悪く言えば鈍い。勉強や仕事は好きなので、学校や職場での成績・評価も良く、生きることの苦労はこれまで少なかったのですが、反面、感じやすいるりの気持ちをあまりわかってあげられませんでした。ごめんね、るり。

るりの紹介

るりの紹介は、まずはるり自身が書いたこちらをどうぞ。

るりは、小さい頃は、恥ずかしがり屋で緊張しやすく、何事もゆっくりで、みんなの様子を見て後ろからついていくような子でした。でも、中学校に入学するころから徐々に前に出て、行事などでクラスのリーダーも務めるようになりました。高校に入ってからはさらに積極的に多くの友人を作って交流するようになりました。

本を読むこと、物事を深く考えること、それを文章で表現することが好きでした。そして、正義感が強く、年下の子どもや困っている友達がいると、いつも大丈夫？と声をかけていました。人のペースに合わせてじっと待って寄り添える、やさしい子でした。誰に対しても穏やかでフェアで、みんなに好かれていました。

性格がよく、見た目もかわいらしく、成績優秀で、熱心に課外活動に取り組み、反抗期もない。こんなに子育てがうまくいっていいのかな？と思うぐらい、「いい子」でした。今から思えば、無理もしていたのでしょうね…。

でも、本当に人に好かれる素晴らしい人間でした。こう書くと、るりには「出た、ママの親バカ」と言われそうですが、るりの友達や先生に聞いてもきっとそう言ってくれると思います。

猫様の紹介

我が家の王様は、猫様でした。
猫様は毎晩、食卓の上に乗って夕飯を共にし（行儀が悪いですが王様なのでいいんです）、一緒の布団で寝ていました。明るく穏やかで人懐こく、いつもやさしく寄り添ってくれる猫でした。

るりは「私は人生で必要なことを全て猫様から学んだ」と言って、実際に二人は性格が似ていました。とっても仲良しだったので、この猫様が、長生きしてくれた末にとうとう虹の橋を渡ってしまった後、るりはいわゆるペットロスになり、バランスを崩すひとつのきっかけになったと思います。今は雲の上で二人一緒に、穏やかに仲良く過ごしていますようにと願うばかりです。