【生成AI】 ChatGPT & DeepSeek 「アメリカ西海岸のCEOが実践してそうな朝の習慣」の提案
どうも、Ludenです。
久々の生成AI同士の比較記事になります。
今回の比較では、ChatGPT（GPT4o）とDeepSeek（ベースモデル）が特定のテーマに沿った提案について、出力結果を比べてみます。
そのテーマとは、「アメリカ西海岸のCEOが実践してそうな朝の習慣」です。
意識高いテーマですね。
果たして両者の提案結果はいかに。
今回はアイデア出し→スケジュール化（表形式で出力）の二段階で提案してもらいます。ただし、アイデア出しの出力結果は非常に長いので割愛します。（どちらも似たような結果でした）
以下は、最終的な出力結果を同一のフォーマットに整形したものになります。
ChatGPT
DeepSeek
所感
予想はしていましたが、学習データ的に似たような出力結果になってしまうのは仕方がないことです。むしろ、同じ結果だからこそ説得力がある。
さて、どちらのAIも具体的で素晴らしいスケジュールを出してくれたと思います。
いくつか共通点がありますね。
レモンウォーター：西海岸のCEOはレモン入りの水が好きらしい。
※皮ごと入れるなら、オーガニック無農薬レモン推奨。瞑想：自己啓発の本でよく見かけるが、実際のところ効果があるのか。眠い状態でやると、瞑想から二度寝にシフトする。（検証済み）
朝の運動：これは分かる。できるCEOって大体自分を鍛えているイメージ。
冷たいシャワー：冷水シャワー、コールドプランジ（冷水風呂）は西海岸の意識高い人たちが実践しているらしい。これをやる前に体が温まっている必要がある。真冬にこれはキツい。
高プロテイン朝食：アボカドは栄養価が高く、西海岸では定番らしい。 筆者のおすすめアボガドスムージーのレシピはアボカド（熟したもの）、バナナ、ヨーグルト、牛乳、ハチミツ。
情報収集 ：ニュースチェック、業界トレンドの情報収集は大事。
重要なタスク：朝は頭が働くので難易度が高いタスクをやった方が良いと、生産性向上の自己啓発本で読んだ記憶がある。
個人的に、DeepSeekの方が日本語がやや機械的な感じがします。
DeepSeekはちょっと前のGPTっていうのが今の所の印象ですね。とはいえ、内容自体は両者ともに問題ないと思います。
そういえば、最近のChatGPTは絵文字を使用してくることがありますよね。
余談：自力で考える場合
人間が同様にアイデア出しをする際、アウトプットに至るまでのプロセスは以下の通りではないでしょうか。
指示内容を分析
実例をリサーチ、共通点を洗い出し
スケジュール化
1. 指示内容を分析
まず、「アメリカ西海岸のCEO」がどういう意味なのかを考えます。
アメリカ西海岸：
アメリカ西海岸とは、アメリカ合衆国の太平洋に面した地域を指します。一般的には、以下の3つの州が西海岸に含まれます。
カリフォルニア州: ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴなどの大都市があり、映画、音楽、テクノロジーなど、様々な産業の中心地です。 オレゴン州: ポートランドなどの都市があり、自然が豊かで、アウトドアアクティビティが盛んです。
ワシントン州: シアトルなどの都市があり、航空産業やIT産業が発達しています。
CEO：
CEOとは、"Chief Executive Officer"の略で、日本語では「最高経営責任者」と訳されます。企業における役職の一つで、組織のトップに立ち、経営戦略の策定や意思決定、組織全体の統括など、企業経営に関する責任を負う人物を指します。
つまり、「アメリカ西海岸のCEO」とは、カリフォルニア州などで勤めている（あるいは住んでいる）最高経営責任者のことを指します。
もう少し具体化が必要です。アメリカ西海岸の企業とは何か。
ここでは便宜上、一般的なイメージで挙げられる例に絞りたいと思います。
アメリカ西海岸の企業と聞いて、どのようなイメージを思い浮かべますか？：
革新性: シリコンバレーを中心としたテクノロジー企業が集積しており、常に最先端の技術やトレンドを生み出しているイメージがあります。
自由な社風: 自由な服装や働き方を許容する企業が多く、創造性を重視する文化があると考えられています。
グローバル: 世界を相手にビジネスを展開している企業が多く、多様な人材が集まっているイメージがあります。
高待遇: 高い給与やストックオプションなど、魅力的な待遇を提供する企業が多いと考えられています。
競争: 競争が激しい環境で、常に変化に対応する必要があるというイメージがあります。
具体的な企業例
テクノロジー: Apple, Google, Microsoft, Amazon, Facebook (Meta), Tesla
エンターテイメント: Disney, Netflix
スポーツ: Nike
これらの企業は、世界中で知られており、私たちの生活に大きな影響を与えています。
有名な企業が集まっていますね。ちなみにテクノロジーのGAFAM（Apple, Google, Microsoft, Amazon, Facebook (Meta)）だけで日本企業全体の時価総額を上回っています。
これで「アメリカ西海岸のCEO」という曖昧な表現から大分イメージが湧いてきたのではないでしょうか。
2. 実例をリサーチ、共通点を洗い出し
続いて、これらの企業とCEOについていくつかインターネットリサーチします。有名なCEOと彼らが実践する朝の習慣について、以下の例がありました。
ティム・クック（Apple） → 3:30~4:30 AMに起床
ジェフ・ベゾス（Amazon） → 筋トレ重視、高たんぱくの朝食
ジャック・ドーシー（元Twitter CEO） → 朝に10kmランニング
また、いくつかの記事を読んだところ、西海岸の企業文化は「効率重視」「健康志向」「クリエイティブな発想」というのが共通点のようです。
3. スケジュール化
最後に、集めた情報を整理してスケジュールを作成していきます。
インターネットリサーチして出てきた習慣を一覧化し、スケジュール形式で当てはめていくことになります。朝の何時何分に何をやるのか、というところまでは情報がないため、それぞれの行動にかかる時間を大体で予想し、順番通りに並べていきます。起床時間（スケジュール開始時刻）が決まればあとは大体の時刻が決まります。
1. 起床 （開始）
2. 水分補給 5~10分
3. 瞑想 10分
4. 運動 30分
…etc
こんな感じで整理しようとすると、結構な時間がかかります。
これをAIなら1~2秒でやってくれるから、便利な時代になったなと改めて思います。
最後に
Q：なぜこのテーマにしたのか？
A：最近、朝目覚めても布団から出られない筆者への自己啓発。
〜 2週間後 〜
Q：実践はできたか？
A：言うは易し、行うは難し。
(完）