大切なのは「自分に素直になる」こと【毎日は生存記念日】なおにゃん
おはよう・こんにちは・こんばんわ
「かき氷」 というアカ名で投稿している者です。
この投稿含めた「読んだ本の感想」を投稿しています。
今のところ毎週後半の投稿をこころがけておりますが、仕事などの都合で前後する場合もございます。
※制作スケジュール大幅に遅れてしまったのでこの投稿は先週(10/21~27)分となります。お待ちしてくださっていた方々ホントに申し訳ないです。
今回紹介するのは
なおにゃん 著
何やってもダメな日だって
生きてるだけで偉いから
毎日は生存記念日
この本は社会に馴染めない・うつ感情で潰れそうなどの悩みを抱えた人への「生き方・思考がラクになる助言」を書いた1冊です。
など抱えるアナタにおすすめです。
ページ数は約140くらいと、大体250ページくらいが殆どの書籍という存在のなかでもビックリするほど少なめ。文章も少なめで読みやすく尚且つページ半分がイラストで非常に読みやすい構成となっています。
「気分沈みすぎて本読む気力なんて湧かない」
ひとも無理なく読み進められるでしょう。
「読書習慣身につけるための入門書」
としても最適だと思います。
著者のなおにゃんさんはイラストレーター・絵本作家をされていて、X(Twitter)にてメンタルに関する発信をされています。
(本書巻末参考)
(直接貼ると変な表示になってしまったので、文内にてリンクを貼らせていただきました。)
著者についてさらに深掘りしていきましょう。
なおにゃんさんは希望していた出版社への入社はかなったものの、「うつ」「適応障害」と診断され、2度の休職をへて退職します。
今ではX(Twitter)にてメンタルに関する内容とイラストの投稿でおおくの共感者を掴み、この投稿時点で26万ものフォロワー数を獲得しています。
著者は本書の頭で、学生時代も人の目を気にしたり集団に馴染めなかったりなどの悩みと直面したと書かれています。
学校や会社、いや人との関わり全般において多くの悩みを抱えている人は私やアナタ含めて多数いる印象です。
お金持ちでも、美貌があっても悩みは付き物です。
大切な人の死の前、人に裏切られたりなど受ける悲しさは誰にとっても等しいもの。
または、他人から見たら「そんなこと?」みたいなちっぽけな悩みというものも皆持っているかと思います。
本書は、誰もが直面したであろう悩みに対して著者が今まで経験してきた悩みについて、周りの人が救われるようにと書かれた1冊となります。
本書の構成は
の3項目、ぜんぶで62のアドバイスを読み進めていく形となっています。
この投稿では全体から8つ厳選させていただきます。
それでは始めていきましょう。
◆人間関係
1.「まわりのキラキラ」と「自分のなりたい」は別モノ
今の時代はインスタやX(Twitter)などのSNSが溢れる世の中。
スマホを開くだけで世界が広がってくような現代社会は文字にするだけでワクワクはするものの
「みんなで焼肉パーティしてま〜す!」
「彼氏とディズニー満喫してま〜す!」
「この会社の仲間と頑張れて最高!!!」
などといった〔 他人の華やかな生活 〕というものに嫌でも触れてしまえるようにもなりました。
今日一日中ベッドでごろごろしてた自分と比べてしまった日に華やかなツイートなんて見てしまい絶望なんて場面、アナタにも経験ありではないでしょうか?
ここだけ読むと「俺もっと生活充実させてぇ」となりますが著者が伝えたい点は同意ではありません。
冷静に考えれば理解しやすいことでしょう。
「羨ましい」と「なりたい」は別モノです。
知人の投稿で「みんなでシャンパンパーティーしてま〜す!!!」を目にし、いいなぁ〜と一瞬思ったにしろ、必ずしも「俺も行きてぇ!絶対!!」って思うとは限らないのです。
ちなみに私も「めんどくせぇ(そこにいる人にも寄っては別)」と思ってまう一人
羨ましいと思う反面、じぶんに置き換えて「疲れるな、めんどい」や「人としての属性で合わなさそう」といった "自分と掛け合わすの違うな" という感情こそが、見たものに対する率直な感想なのです。
他人の充実・憧れを見たときこそ「実際はどうか?」という問いかけを自分にする癖をつけておくといいでしょう。
2.不安になったら「没頭」せよ
友達や仕事相手からの返信が遅かったりすると
「ついに嫌われてしまったのか、?、」と不安になってしまうという人も多いことでしょう。
人間生きていると数え切れないほどの不安に押しつぶされそうになるもの。
不安とは言ってしまえば " 自分自身では制御できないもの " 構っているだけ無駄なのです。
とは言っても解決策クレ!!!というアナタの声が聞こえたので早速出しましょう。
ちなみに「ネガティブを潰すのは没頭だ」
わたしの好きな言葉です。
投稿主こと私が投稿を始めたキッカケの1つも
「ネガティブ感情を潰す」ためでした。
現にここ書いてる今も" 将来・仕事に対する不安を一時でも忘れたい " を燃料に書き進めてるところです。
おっと自分語りになったすまねぇ汗
ネガティブ感情に見舞われた時は創作するでも、お笑いをみる、推しをガン見するなど人それぞれですが「別の対象に没頭すること」を何かしら見つけてください。
依存できるものは複数あるに越したことはありませんので。
3.「相手の感情」は相手にしかわからない
先程の内容の復習、というか内容モロかぶりだが大切なので触れることにしましょう。
「もしかしたら嫌われたかも」などの不安は生きていれば誰しもが思ったことのある経験でしょう。
場合によっては自分に言ってきたわけではないけど、知人が書いた批判的な投稿も「俺じゃないよな、」と不安になった経験ありな人もいるかもしれません。
結論から言いますと
相手がどう思っているかは、
結局のところ相手にしかわからない
思考グルグルさせた所で所詮ムダムダムダムダ無駄ァなのです。
この本の内容から逸脱しますが" 人生・時間には限りがある " そんな貴重な瞬間を制御できぬ不安に左右されるなどナンセンスです。
相手にしかどうにかできない事に時間を奪われるくらいなら、自分のために「没頭」した方がより生産的です。
内容さっきとそのままですが大事なことなので肝に銘じましょう。
4.バカにされた時こそ「他人軸」になるな
人間関係の最後は、経験者いるであろう
「誰かにバカにされた時」のアドバイスで終わりにしましょう。
ブス・デブと罵られた女性が「綺麗になって見返してやる」とダイエットや美容に力を入れ、悔しさをバネに進化を遂げる。
上記のような美談は、世間では感動のように話される印象です。
確かに悔しさや劣等感は自分が成長したり生き方を劇的に変えることのできる貴重な瞬間なので、悪いことではないと、あくまで私の言葉ですが思います。
著者が着目したのは見返す " 以前 "の話で
よくよく考えればわかる通り
「見返す」とは『他人軸の生き方』とも捉えることができるのです。
バカにされた時に大切なのは
「そんな相手とは距離を置くこと」
読んでた私もハッとさせられたので、これは肝に銘じねばな視点でした。
とはいえ「悔しい気持ち・劣等感」が活力になるのも事実ではあるので、もし努力する時は
あくまで「自分自身のため」という軸だけは忘れないようにしましょう。
◆仕事&勉強
5.月曜日が楽しみになる仕組みをつくる
続いては学校・仕事についての悩みに触れていきましょう。
仕事・学校に関してキツいと思う理由のひとつである" 月曜日が憂うつ " について触れていきます。
わいわい遊んだ後の「あした月曜嫌すぎる」という経験は学生・カレンダー通りの生活されてる社会人の大半が味わう感情でしょう。
著者はこれについて
を推奨しています。
「月曜の朝は、マクドナルドでマフィン食う」「仕事終わったら高級プリン買い行くぞ!」
などの自分へのご褒美をあらかじめ設定してしまうというシンプルな対策です!
月曜に限らず、嫌なことがある日の前後とかに「テンションの上がるイベントを用意しておく」というのは、気分を保つための最強戦略でもあるのです。
6.職場は「働くところ」と割り切る
職場でよく目にするシチュエーションのひとつが
「雑談・コミュニケーション」でしょう。
職場で「自分だけ浮いてる」「話の輪に乗りづらい」というお悩みは多くの人が経験しがち。
投稿主もだが(小声)
この悩みについて著者はこう触れております。
これはハッとされられると同時に「それな」という共感が止まらない。
職場はそもそも「働くところ」であり「絶対に雑談しなきゃならん空間ではない」のです。
もちろんコミュニケーションや話で関係性を深めれば仕事でのやり取りが楽になる恩恵なども受けることはできますが、無理して精神すり減らしてまで行うタスクではございません。
これは学校にも当てはまる話。
波長が合う人と共にを優先したり、無理やり話を合わせなくても大丈夫くらいの、「あくまで義務教育だからしゃあなし来てます」マインドで登校すればいいのです。
雑談に入りづらくとも「そこに行く目的」さえ見失わなければ、解決まで行かずとも悩みは少しでも和らぐことでしょう。
◆自分
7.ダラダラしても「いい1日だった」と思え
3項目の自分に突入です。
休日、家でダラダラしてるだけで1日終わったみたいな経験誰もがあることでしょう。
しかし「1日ぐぅたらで終わらせてしまった」という罪悪感も同時に抱いたことある人多いでしょう。
著者も昔はその1人でしたが
うつ経験のある著者だからこそ説得力しかない助言です。
うつ・休職と縁がなくとも、人生において「休む」ことはとてつもなく大切なチャージ期間なのです。
疲れた時に一度立ち止まらねば、最高の状態で仕事や創作には打ち込めません。
言葉は不要かもしれませんが
休むことは人生的にも「超・重要事項」
休むことに罪悪感いだく必要ゼロ
これらだけでも覚えていてください。
8.悲しみや不安の感情を認めてあげる
長くなってきたので、ここで最後にしましょう。
ここまで書いてきたとて、人生には悲しい出来事や気分ごとグチャグチャになることは避けられないでしょう。
著者の父にガンが見つかり、母は泣いている状況に、著者自身は「しっかり」したようです。
しかし、気丈に振る舞いつづけるのも自分の気持ちに蓋をしている感覚に違和感をいだいた著者は試しに大声で泣いてみたとのことで、張り詰めていた心が少しだけでも軽くなったと書かれています。
人間、気持ちに蓋をしていても気持ちよくはないでしょう。
別本の内容ですが
USJのハロウィンホラーナイトが社会人・学生の潜在意識にある「周りを気にせず 思いっきり叫びたい」という願望をターゲットに仕掛け、いまや大人気コンテンツとして成功した。
という話もあるほど人は感情に対して本能的に忠実という証明でしょう。
話逸れましたが、感情は素直に、思うがままに吐き出してみることは、自分らしく生きるうえで必要不可欠ってことです。
・大切な人が亡くなった時
・恋に撃沈した日
・試験に落ちた時
・とにかく不安で仕方がない
・悔しすぎる
そんな時は思いっっきり感情を解き放ってじぶんを楽にしてあげることを肝に銘じてください。
『まとめ』
・周りの人やSNSで目にした「羨ましい」「憧れ」というものは必ずしも「自分のしたい」に当てはまるとは限らない。
「羨ましい」と思った時は「本当に自分はこうなりたいか?」を心に問いただしてみよう
・日常生活において「不安」は無尽蔵に湧いてくるもの。「相手に嫌われちゃったかな」など相手にしか真相がわからない事だってある。
「不安」とは制御しにくいもの。
変えられないことに一喜一憂せず、「自分らしくいられるモノ・コトに『没頭』する」ことこそが一時的にも不安から目を背けることができる。
「没頭」こそがネガティブを潰すのだ。
・容姿やプライドなどを誰かにバカにされた時は「見返す」より「相手軸でじぶんを変えない」ことを覚えておこう。
同時に、悔しさをバネに努力する時はあくまで「自分自身が変わるため」という軸だけは忘れずに。
・学校や仕事の前日はどうしても憂うつになってしまうもの。
だからこそ、次の日の朝・夜に楽しみを作っておくことで晴れやかな気分で乗り切ることに近づけるかもしれない。
気分が緩和されるようなご褒美を自分のために用意しよう。
・職場や学校は「やる事を最低限でもやる場」であって「雑談や皆の輪に馴染むことが絶対」という場所ではない。
コミュニケーションという意味で、できるに越したことはないが「皆との話が苦手」という気持ちに囚われすぎず、ただ最低限なにすればいいかという軸だけは忘れずに。
・ダラダラ過ごす1日も立派な休日のひとつ。
身体が心の充電を必要としているときはとことん休んで動くべき時に備えよう。
・人生に悲しいと思うシチュエーションは避けられない。
もし本当に耐えるのがしんどい時に直面したときは気丈に振る舞うなどの蓋はせず、
ただ自分のために泣いたり素直な気持ちを解き放っことはとても大事!
これは自分らしく生きる上で特に大事なので肝に銘じるように。
いろんな項目に触れて来ましたが一言でまとめるとすれば
とにかく " 自分ファースト " で生きよ!!!
ですかね。
・自分は本当それになりたいか?
・自分のスキに没頭する。
・自分軸で悔しさをバネに努力せよ。
・自分のため感情に素直であれ!
ひっくるめれば
私たちは「素直に」生きてええんやで!!
という著者からのメッセージのようにも思える。
もちろん時と場合を選んだほうが身のためなシチュエーションも存在はするが、他人に振り回されすぎず、自分の納得のいく選択をしていく事こそが
『毎日は生存記念日』にする最強の考え方
なのかもしれません。
それっぽくまとめた所で終わりにしましょう。
他にも
・友達の成功に嫉妬しそうになったら
・失敗して落ち込んだ時の対処法
・些細な失敗を引きずっちゃう時の対策
・手柄を横取りされたら素直に「怒れ」
・職場でじぶんの悪口を聞いてしまった時は
・見返りを求めそうになったら
・過去の失敗との向き合い方
など毎日を自分軸でいきていく為のアドバイスてんこ盛りです。
今回紹介した項目は本書のごく一部ですので、気になったそこのアナタに今すぐポチっていただきたい1冊です。
他にも読書感想の投稿をしておりますので気に入ってくださった方は是非マガジンから他の記事も見てくだされば私とっても喜びます。
今のところは週の後半を目安に投稿しておりますが、投稿時点の今だと忙しくなってきたため遅くなる場合もございます。
可能な限り更新していきますのでよろしくお願いいたします。
いつもは【余談】という形式でおまけ書くようにしますが、今週で投稿遅れを挽回できそうなので勝手ながら省略します。
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