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言葉の発達ために身体全体を鍛える、緩めるのがいいのはなぜかの話

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note マップ – おがさんの絵本 (ogasan-ehon.com)

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「言葉が出ない」というおこさんの様子で悩む方は結構いらっしゃると思います

様々なアプローチの方法があると思いますが、私が言語聴覚士(ST)さんにから教えていただいた考え方を今回はご紹介したいと思います

言葉の土台は身体から

「言葉が表出する」ということに様々な理解が複合しているのですが、

それを発する身体の土台がしっかりしていないと「言葉を発する意欲」がまずそがれてしまうのです

言葉を発するときに、我々は筋肉を使います。どこの筋肉か、口周りの筋肉です。しかし、「口周りの筋肉」は「首周りの筋肉」と繋がり、「首周りの筋肉」は「背中周り」と「胸まわり」の筋肉とつながっています

この繋がっている筋肉が連動していくことで、我々はスムーズに、快適に口を動かせるのです

STさん監修の元、私は口周りから首や背中にかけてテープで固定されながら、発声、咀嚼をする研修を受けました

すると、思うように口を動かせなく食べ物を口からこぼしてしまったり、発声をするのも辛いのです

この研修での学びは、筋肉の連動をテープを通して、はっきり感じられたことです。咀嚼一つとっても、テープから感じられる「この筋肉使ってたのか」という気づきは私にとってとても大きな学びでした

私が以前勤めていた施設でも、様々な身体の状態のお子さんがいました

・ダウン症のため身体機能の成長がゆっくり、また、低緊張で力が入れられなかったり、

・過敏さがあったり、筋緊張が高まり、リラックスできなかったりして、筋肉が思うように連動できなかったり

そんなお子さんはやはり発音が不明瞭であったり、咀嚼時に口唇閉鎖できずに食べ物がこぼれ落ちたりといった様子が多くみられました

そんなお子さんにどんな関わりをしていたか

基本的に発声や食事前に「自分の筋肉はここにあるよ」って伝えるようにマッサージの活動を取り入れていしました

押したり、小刻みにたたいたり、様々な部位に触れることで、本人に「その部位があること」を意識してもらいます

私は口周りなどをマッサージする・触るための口実として、手遊びを取り入れていたくらいでした

過敏さがあるお子さんには、「楽しさ」がないと、強制感が出てしまい、成長につながらないからです

また、低緊張・筋緊張の強いお子さんに共通して行っていたものとして、様々な活動に「微振動」を加えていました

というのも、筋肉は「微振動」を加えることでほぐれます。その状態だと自律神経も整い、リラックスした状態となるのです

マッサージ機のイメージが近いかもしれませんね STさんのイメージだと「身体に振動刺激をを与えることで筋肉に隙間を開けるような感じ」と言っていました

私がよくやっていた活動として、

・バランスボールに腹ばいやうつ伏せになってもらって、ボールを両手でたたき、微振動を身体にいれ筋肉のリラックスを図ります

・半分くらいへこませたボールを用意します(身体に密着させるために)
振動を与えたい箇所にボールを密着させ同じようにボールを叩き微振動を与えます

いずれも、叩くスピードは「拍手」くらいを基準に早めたり、強めたりしていました。お子さんの好みがあると思います

そして、結構早い段階で実行者の腕が悲鳴を上げるのです(´・ω・`)

この方法はまだ研究段階だったりするのだとSTさんもおっしゃっていたのですが、実際に私自身活動に落とし込んだ身としてはお子さんは結構好きだし、求めてくることが多かった印象です

実際これで落ち着くのか、不調になっているお子さんがこれをやってほしいと「グッズ」持ってきたことがありました

まとめ

言葉と身体は密接に関係しています。パッとみ関係のなそうな部位も、実のところつながっていて影響を与えています
そういう視点も是非、子どもと関わる時に頭の片隅に置いておいてみてください(´・ω・`)

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以上になります

これからも少しづつ投稿していけたらと思っています。
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