熱中症がおしえてくれたこと。
「熱中症は突然に。」
あーの日あのときあの場所で
水を飲まなかったら〜♪
いやー古いですね昭和ですね
失礼いたしました。
毎日猛暑が続いておりますが
皆様におかれましてはいがかお過ごしでしょうか。
体調など崩されてないといいのですが、、
どうぞお体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
というのも、
わたくし先日、突然、熱中症になりまして、、
その時の記録をしておきたく、
noteに書き記すことにしました。
まったくの個人的記録のため、
適当に読み流していただけたら幸いです。
いつも通り起床。朝食はヨーグルトのみ。
朝は歩く習慣にしており、通勤はいつも通り一駅多く歩く。保冷剤を首に巻き、日傘をさしていたものの、今思えばこの歩きがまずかったかも。
会社につくと背中が汗でびっしょりだったが、着替えを持ってこなかったのでやむなく汗の引きを待つ。衣服の密着で熱がこもる。
午前中は忙しくバタバタと働く。あまり水を飲んでいなかった。作業中にしていたエプロンで上半身が暑い。
ランチ。
食べ終わった頃、その場所が急に暑く感じたため、場所を移動し、水を飲み、コンビニでアイスを食べる。
午後、PCの前で仕事していると、急に頭痛と吐き気がし、人の声を聞いているだけで頭がガンガンしてきて、トイレに駆け込むも、あっという間に悪化し、扉の外に出られない状態に。
ああ、これは、まずい。。。
ひとまずほんの少し落ち着いたところで
トイレから這い出て
先輩に体調不良を伝えると
職場の方々が簡易ベットを作ってくださり、
保冷剤、氷が運び込まれ、
無事横になることができ、氷をくわえながら横になる。救急車を呼ぼうと言って下さったけれど、そこまでではないなと思い、症状が落ち着いたタイミングで、タクシーで家まで帰ることに。
ところが、タクシーの中で徐々にまた体内の熱さがぶり返してきて、恐るべし熱中症。
いただいた保冷剤を身体のあちこちにあてながら、早く着いてくれ〜とただただ祈る。
夫がマンションの前で待っていてくれて、
体を支えてもらってどうにか歩いて家まで到着。
その後保冷剤まみれになりながら
横になり2時間ほど寝込む。
今回の経験をまとめると、
①熱中症は急激に悪化することがあるので注意。
②もろもろ良くなかった点は、
・暑い中での運動
・朝食なしによる水分塩分不足
・暑すぎる環境
・密着した服装
寝込んでいるときに思っていたのは、
生命体としての自分はほんとに強くないんだなぁということ。他の人達と比べても、環境変化に弱い生き物なんだなとつくづく思い知らされる。
〈ふゆ〉
ホモ・サピエンス
ヒト科ヒト属 日本人
【特性および生存環境】
馬力: 弱め
意欲: 強め、突っ走り系
ストレス耐性: 極めて弱
気温: 33度以下で生存可。
他動物との接触:
人が多すぎる場所に置かれるのが苦手。朝の電車もできるだけ人が少ない車両や路線を選び、人混みから逃げるようにして生きている。
その他特性:
生存環境の変化により、ストレスを抱え込みやすく、異動や転職後はしばしば胃痛に襲われる。小学校時代は、クラス替え後に食欲不振に陥り、点滴をしによく病院へ連れて行かれる。
こうして書いてみるとつくづくほんとに弱いな。こんなすぐにへろへろと弱る自分を20〜30代の頃は恨めしく悲しく思っていたときもあった。
でも、大病を経験し、身体との対話を繰り返してきた今は、違う捉え方に変わってきた。どんどん突っ走りがちな自分をいつも必死に支えて、やりたいことをさせてくれて、行きたい場所に連れて行ってくれて、辛い時は辛いと悲鳴をあげてくれて、健気な身体には感謝しかない。
個体としての自分の限界や特徴を知るのは大事だなと思う。今回、暑い中でも普通に動けると思ってしまっていたが、とんでもなかった。自分の限界への理解があってはじめて、前もって策を講じることができる。弱りやすい人間は弱いなりに生き延びる方法を考えていかないと、かんたんに自滅してしまう。周りの人ができているからといって、それを自分のスタンダードに設定しなくていいのだ。だって、いい意味で、あの人はあの人、わたしはわたし、なのだから。
そんなわけで、いろんな人にまたしても助けていただき、どうにかこの猛暑を生き延びている次第です。
みなさま、くれぐれもお身体にはきをつけて、
どうぞ、よい夏を!
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