街角ヒロシ

しゃらくさい雑草による自分勝手な光合成。

街角ヒロシ

しゃらくさい雑草による自分勝手な光合成。

最近の記事

有象無象のおぼろげな感覚

ことさら申し上げるまでもなく、自分で挑戦して勝ち獲ったものには何物にも代えがたい価値がございます。ともすると、人生におけるカタい快楽でもございましょう。これについては、すべからく挑戦すべし。 それとはすこし毛色の異なる話ではありますが、ふとした弾みに見たり聞いたり、あるいは読んだりうっかり拾っちゃったりしたようなものにも、個別に価値はあるようで。 そうしたものはえてしていつだって忘れられるし、捨てられる。その気安さ、簡便さ。生きていさえすれば自ずと埃のように積もっていく、

    • 雑音

      シャワーを浴びましてから、 「いけねっ、着替え出してねえや。おおい、わるいんだけどパンツ持ってきてえ!」 なんて。 けっきょく素ッ裸でパンツを取りにいく、チャッキチャキの独身です。 ツカミにてご承知のように、なんら有益な情報を発信しない、というかそんな意識すらない蒙昧なペンペン草の戯言でありますので、洟でもひっかけるくらいがちょうどよろしいかと思われます。 先日、法事のために田舎の山のほうへ出張ってまいりました。 お寺さんに到着しますと、ご住職が急な他家のご不幸に

      • ゆらぎにゆらぐ

        コミュニケーションって、むつかしいよねッ。 なんて、ちょっと意地のわるいフリーバッティングみたいな球を放らせていただきます。 先日、仕事の帰りに電車に乗っておりましたら、扉の近くでふたりの男たちがもめておりました。どこかの管理職に就きながらその肩書きに苦しんでいそうなスーツ姿のオジサンと、かたやどこかで一杯ひっかけてきたであろう来日一年目みたいな様子のいい外国人のニイチャンと。 パッと見た感じでもコンディションの差がありまして、私の目にはゴキゲンなニイチャンがよく乾いた

        • 兄ィ

          本項を語るにあたって、もとより私にはテーマなんてものは存在しません。思いついたことをパーパーパーパー好き勝手に喋くっていくだけなのです。 私は凡人として、折に触れて感じたことを申し上げようと思います。 今後ももしかすると登場するかもしれない人物についてあらかじめお伝えしますと、私が勝手に「兄ィ」といって慕っている人物があります。King gnuの常田大希と俳優の斎藤工を足して2で割っておいて、ちょっと一服してからやおら0を掛けちゃったような幻の美青年でして。 で、この兄

          ごあいさつ

          はじめまして。街角ヒロシと申します。 お天道様と米の粒はついてまわる。なんて、世の中ざっくばらんに歩いていましたら、意外でもなんでもないところで躓きますね。 ファール判定待ちかな?ってくらいに膝小僧を抱えて大通りをのたくっておりましたら、いろんな人が私の身体を跨いで行きました。 なにしてやん。はやく立ちねぇ。 そう言ってふと立ち止まってくださる優しい方も中にはいらっしゃいましたが、それでも相変わらず、 いやあ、痛いンす、ここが。 なんてゴロゴロしていました。気づい