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介護事業を20年経営して思うこと Vol.36

株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
今回のテーマは、「介護予防でほっこり」です。

当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、
グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を、
20年運営しております。

介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て
日々ご利用者様とかかわってきた中で、
いま思うことを綴りたいと思います。


前回の投稿で、実の母の話を書きました。
坐骨神経痛だと思っていた母は、
実は疲労骨折だった。
違和感を感じた私がすぐに対応し
すっかり良くなったというお話です。
でもこの話にはその過程で様々な気づきがありました。

そんなところを触らないで!笑

四点杖や耐圧クッションを使い、
水分摂取やむくみ解消方法を実践したことで
ずいぶん良くなった母。

実家に行くと、
その母が食器洗いをしていました。
でも少々不安定で危なっかしい状態。

そっと後ろから体を支えに入ると
「なにやってるのよ、そんなところを触らないで!」笑と母。
「私は将来こんなことをされるの!?」

でも安定してるでしょ?

「安定してるけど、なんだかちょっと恥ずかしいわよ!」
そう言いながらも少し嬉しそうな表情の母。

チャンピオン梨だぞ!

足腰が少し不安定でもスーパーに毎日行く母。
危ないから一緒についていくよう
父にもお願いをしていました。

ある日実家に顔を出すと
父が嬉しそうにゴルフのスコアを自慢してきました。
毎日お母さんと一緒にスーパーに行ってたら
体重が3kg減って体が軽くなった!

ゴルフコンペで1位になったぜ!
スコア85だぜー!
優勝して梨をもらったから食べろよ笑
チャンピオン梨だぞ!笑


後ろから腰回りを支えるのは
介護ではよく実践する一つの方法です。
またご家族にもサポートに入ってもらうよう
アドバイスすることも日常的にあります。

介護の知識や経験は、
時にちょっとほっこりする親子のコミュニケーションを生むし
サポートする人の活力ある生活づくりにも役立つかもしれません。

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当社では、相手を想って行動できる方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
就職・転職を今すぐ考えてはいないけれど、共感できるという方もぜひご一報ください。

下記の採用サイトからエントリーいただいても、直接お電話をいただいても構いません。TEL: 0763-22-1777(ニシヤチまで)


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