介護事業を20年経営して思うこと Vol.38
株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
今回のテーマは、「命を優先するためには」です。
当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、
グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を、
20年以上運営しております。
介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て
日々ご利用者様とかかわってきた中で、
いま思うことを綴りたいと思います。
命が最優先。だからこそ
私たちのグループホームでは
お預かりしている入居者様の
命を最優先にしていますが、
それは職員や関係医療機関様やご家族を
大切にすることで成立するものと考えています。
入居者様の体調が優れなかったり、
普段にはない違和感を感じた時には
すぐにご家族やご親族に状況を報告。
場合によっては緊急搬送する可能性があることや
私たちがどう対応するのかもお伝えします。
また関係医療機関様への事前連絡も速やかに行います。
いくら緊急搬送だといっても、受け入れる側の状況を理解しなくては
無理強いをすることになります。
みんな人ですから、その時々でいろいろあるものです。
速やかにそして適切に受け入れていただくためにも
事前に先生(医師)の状況を確認し、
お願いする可能性をきちんとお伝えし了承を得ます。
救急車で駆けつけてくれる方々に対しても同様です。
どんな時も必ず私から連絡してきましたから
着信にはすぐに出てくださり、
事前連絡だと認識してくれています。
このように関わっていただく方々の状況を理解し
先回りした連絡を丁寧にし続けることが、
良い関係性を築くと信じています。
積み重ねがあってはじめて
万一の時に適切な対応ができるのです。
速やかに判断し適切に対応することで、
職員への負担も軽減したいと思っています。
やっぱり不安でしょうし、
バタバタした中では他の入居者様へ集中しにくいものです。
かかわる人たちがいてはじめて実現できるのが、命の最優先です。
誰かのために他の全ての人が犠牲になるなら、それは継続できません。
いつもご支援いただいている関係各位、
そしてどんなときも一生懸命な職員に感謝しています。
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当社では、相手を想って行動できる方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
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