介護事業を20年経営して思うこと Vol.16
株式会社北陸福祉会 専務取締役の高澤 由香里と申します。
今回のテーマは、「自慢の職員たち」です。
当社は、富山県高岡市・砺波市・南砺市にて、グループホームやデイサービス・小規模多機能型居宅介護事業を、20年運営しております。
※当社HPはこちら
介護事業の経営はもちろん、介護現場に私も出て日々入居者様とかかわってきた中で、いま思うことを綴りたいと思います。特に読んでいただきたいのは、これから介護職を目指す方と今まさに介護職に就いている方々です。
介護事業の経営をしながら、ほぼ毎日介護の現場に出る私には
一緒に働く職員の様々な面を知ることができます。
今回と次回は、当社の自慢の職員たちを一部ご紹介させていただきます。
その人に言われるとみんな動いちゃう
入職間もない介護職のAさんは、
とにかく「声かけが素晴らしい」。
Aさんが声を掛けると
入居者様は微笑みながらお風呂に行きますし、
気を付けていただきたいことも
きちんと守って下さいます。
どんな時でもすごく丁寧で
優しいかかわり方をしているからです。
人間なので体調がすぐれない時もきっとあるでしょう。
それでもAさんはいつも変わらないやさしさで
入居者様に接してくれています。
本当に素晴らしいといつも思っています。
もはや職人の域
Bさんは入居者様のパッド交換をお願いしたら
「右に出る者なし」というほどのスペシャリストです。
お恥ずかしながら私などは一定の時間がかかってしまいますが、
Bさんはものすごいスピードで終わらせ、
入居者様を長時間待たせたり負荷を一切かけない。
単に作業が早いというのではなく、
入居者様一人ひとりの状態を理解し、
最も効率的で負担をかけない方法を
考えてやっているのです。
天下一品のお料理
当社のグループホームでは介護に従事する職員が食事も作りますが、
入職して10年以上経つCさん(男性50代)は、
とにかく「食事づくりが素晴らしい」。
私含めた職員も入居者様の誰もが
この方の料理を食べて感動しています。
味だけではなく彩りや配置、食感にまでこだわっていて、
食事が楽しみになるほどです。
そして料理の後の片付けや整理整頓もまた素晴らしい。
使った鍋はピカピカだし、元あった場所に調理器具も収まっています。
どうやらご自宅でも評判なようで、家族全員分の食事やお弁当もこの方が担当しているようです。
食事づくりも声がけもパッド交換も、
すべてをパーフェクトにできる人はなかなかいないし
無理にそうなることもないと思っています。
それよりも個性や特技を最大限に生かして、
チームで入居者様に関わることの方が大事だと考えています。
誰しも強みや魅力があると私は思っていますし、
個性を発揮する人が多いのではなく、
個性が発揮できる職場でありたい。
ー--------------------------------
当社では、「職場の仲間と利用者様を大事にする」という考え方に共感いただける方と一緒に仕事をしたいと考えています。ご興味を持っていただきましたら、一度お話ができたら嬉しいです。
就職・転職を今すぐ考えてはいないけれど、共感できるという方もぜひご一報ください。
下記の採用サイトからエントリーいただいても、直接お電話をいただいても構いません。TEL: 0763-22-1777(ニシヤチまで)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?