いつもタスクに追われるあなたの栄養源(モチベ)は欠乏感です
時間がない、お金がない、余裕がない
私たちが、つい口にしがちな親近感のある言葉。
このないない三銃士にどれだけ日々を追い立てられていることか…。という方にはぜひ続きを読んでいただければ、「今までありがとう!」と三銃士に笑顔で別れを告げるあなたに出会えるかもしれません。
早速、本題に入りましょう。
この口癖を言い続けると、◯◯しなくちゃ!の意識が芽生えて行動せざるを得ない感覚になります。
◯◯しなくちゃ!!頑張らなくちゃ!!の精神は、一見前向きで努力家な印象ですが、欠乏感を栄養にして大きくなっています。
実際に、◯◯が足りないと思う不足感や、やらないといけない不安感をエネルギー源にして、欠乏を満たすためにモチベーションを上げて、日々のタスクに取り組んでいるという方は多いのでは?
To Do List にチェックを入れることが達成感に繋がって、またチェックが増えた!やったー!ってなれたら最高ですが、時には「あーやることできてない!終わらせないと!!」ってイライラするのが少し前の私自身の行動パターンでした。
ずっとそうやって仕事もして、子育てもしてきて、自分のライフスタイルとして確立してきた中で実感したのは「するべき、やるべき」のプレッシャーで自分のお尻を叩きながら奮い立たせて頑張ることは「私」を消耗することでした。
やらないと!!って常に自分を追い込んで、いつも何か足りていないという不足感を自分の中に際立たせると、兎にも角にもストレスしかなくて、そんな私が口にする言葉にはエネルギーも重い〜のが乗っかるんですよね。
あれしなきゃ、これやらなきゃ、こうあるべき、こうするべきってガッチガチになっていると、周囲の人にまでその重たいエネルギーが漏れ伝わり、知らぬ間にあなたが家庭や職場でのストレス震源地となってしまうことだってありえます。
自分のことはわからなくても、あなたの周囲にもあれしなきゃ、これしなきゃ、やるべき、するべきの「べきべき人間」がいて、その人がキーってなったり、うーんってなってる時のストレスオーラを感じたことがあったはず。
そうやって毎日を走り抜けている人が大半の世の中だもんね。本当、お疲れさまです。あなたも私も傷だらけの戦士だよね!ってお互いを認めて励まし合うのも1つのあり方ですが、私たちには、これしか道がないわけではなかったんです。
私も以前は、みんなそうやってるし、そういうものだと漠然に、でも猛烈に信じ込んでいましたが、不足感をモチベーションにする意識を、充足感に切り替えるだけで私は別人のように変わりました。
「ないことを見ずに、あることを見る」
耳にタコの「コップに半分入っている水を、半分しかないと見るか、まだ半分もあると見るか」の例え話がありますが、現実に起きていることのすべては受け取り方次第で変わります。
いや、そんなのわかってますよ。知ってますよ。あると思えばあるって言っても、実際にないんですよ。やらなくちゃいけないことに対して、時間は限られているのに、どうして自分に時間はあると思えるのか?って真っ向から反発したくなる感覚が私にもありました。
だから、「やばいやばい、終わらないよーって自分を追い込んでもギリギリ間に合わない採算でこちとらやってるんですよ!」みたいな状況で、実験をしてみました。
私のパートのタスクは盛りだくさんありまして、それに対して時間はかなり短めに設定されています。接客対応をしていたら、さらにロスタイムもあって時間を読めません。
設定自体にもかなり無理があるのですが、最初からずっと「余裕余裕、大丈夫」と何度も何度も時間を確認する度に思いながら、その日のパートをやってみたのです。
結果は、いつもギリギリで終わらなかったり、終わったりのタスクだったのですが、その日は本当に余裕を持ってタスク完了をすることができました。
「本当にあると思うと時間はあるんだな」を検証結果として手にしても、いやマジか…となりましたよ。でも、普段の行動を思い返してみると、人は慌ててしまうことで動作にムダがでるのだと思います。
身も蓋もないけども仕方ない。そういうことです。
朝の5分は体感では1分だし、時計を見る度に「え!もうこんな時間?!」と驚愕して、やばい!遅れちゃうと思っている時に限ってスマホがない!家の鍵がない!みたいになりがちで、探し回ったのに実は目の前に置いてあった…みたいな経験はありませんか?
このように焦ることで私たちの視野は驚くほど狭くなってしまい、うっかりミスも出るし、無意識レベルで1度で終わることを何度かに分けて作業してしまったりしていたのです。時間があると思うことで心理的な余裕を持てて結果的に効率よく作業スピードも上がっていました。
時間があると思って行動すると、朝の5分なのに体感でも5分以上に感じられるというのも実験検証済みです。
ないと思っているから自然に口に出てしまう◯◯しなくちゃ、やらなくちゃが、あると思っていたらどう変わるのか?の答えは、あれやろうかな、これやろうかな、に変化しました。
タスクに追われるのではなく、今の時間でこれやっておこう、あれやっておこうと自分からタスクをやりにいく姿勢になったのです。
やらされている感覚から、やろう!と自主性に変わるだけでストレスを感じることなく働けるのだから、当然気分も軽くなります。
タスクに追われて必死な表情を隠しながら作り笑顔でしていた接客も、心に余裕があるからポジティブな笑顔になって、お客さんとのやり取りも自然と朗らかになるし、本当に良いことばかりでした。
小さいお子さんをお持ちのお母さんは、時間がない!あれもこれもやらなくちゃ!という焦りやストレスがお子さんに伝わって、お子さんが愚図るから余計にスムーズにいかなくて泣きそうになるという負のループに苦しんでいる方も多いと思うのです。
私自身も、子ども達が小さい頃には、保育園に迎えに行ってからご飯を食べさせてお風呂に入れて寝かせるまで、ノンストップで追われ続けてイライラしてばかりだったのですが、時間はあるし心にも余裕があると思っていたら、私から放たれるエネルギーを感じた子ども達が笑顔になって、親子のやりとりも明るく楽しくスムーズだったのかもしれません。
(小さい子どもがいない我が家では実験ができないので、ぜひ乳幼児をお持ちのママさんに実験結果を教えていただきたいです)
今までだって、やってきたことには変わらないのだから、やることは変わらずに結果が変わるという美味しい話です。
こんなことでラクに楽しくなれていいの?って信じがたい現実をにんまり堪能してくださいね。
今すぐ「あるある余裕である」って思って行動するしかなくないですか?笑
さあ、みんないっしょに、仕事も家庭もストレス震源地からパワースポットに総鞍替えです!!
「お金がある」も絶賛実験中ですので、結果が出たら別記事で公開します!お楽しみに♪