厄介な感情
生きていたら勝手に嬉しさ、楽しさ、切なさ、悲しみ、憎しみ、嫉妬、、色々な感情がわいて来る。
そんな中で1番厄介だなと思うのは
「憧れ」の感情。
なぜなら、憧れを抱く対象について冷静に客観的にその人を見ることが出来ないからだ。
相手の人間性とは関係なく心が惹かれて止まない。
その人がやってることってクズなのにどうしても忘れる事も離れる事も出来ないことってありますよね。
人間性が良い事と魅力的である事は全くの無関係なのだ。
よく沼るって言葉を聞くけれど、私は沼るベースには相手への憧れの感情があると思っている。
そんな事を考えていたら、さっきTwitterのTLに
〝憧れは、理解とは最も遠い感情だよ“
と流れてきてまさにそうだなと。
わかっているのに落ちていく。
自分にとっての悪い人って心地良い甘さをくれるのかも。
大人になった今だから、時々は誠実でも一途でもない男に刺激されて脳内麻薬に溺れてみるのも楽しそうだなと思ったりもするんだけどね。
そんな風に思うのは平凡でつまらなくて幸せな日常に私が生きているからで。
そこからいくつもの別の世界を見て、浮き足立つようなときめきと、あの人の心の中に少しでも私はいるのかしら、、という切なさなんかをわざわざ感じながら
いつも誰かに憧れていたいとか、矛盾した事を考えているんだよね。
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