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ニュースつぶやき:「サンマやサケ「魚が獲れない」は世界で日本だけという衝撃事実!」

 晴れ間がのぞくかと思えば、厚い雲におおわれたり。まったくお天気が読めませんわ!


 ごきげんいかがでしょうか、引き続きお嬢様月間のわたくしです。



 お魚大好きなわたくしにとって、これはゆゆしき問題ですわ!



 ここのところ、ご近所のスーパーの鮮魚コーナーに行くたび、懸念していることがあるのです。それは、「サンマが小さい」ということ。どう見ても、わたくしが子供の頃に比べて、明らかに小さくなっておりますの。

 近年の不漁にはいろいろな原因が指摘されておりますけれど、率直に申し上げまして、「なぜ、小さな個体まで獲ってしまうのか」という疑問があります。
 わたくしが考えますに、小さな個体=成長しきっていない個体を獲ってしまえば、繁殖もできなくなり、漁業資源が先細りするのは自明の理。この当たり前の事実を前にして、海水温の上昇によって回遊ルートが変わり、公海上で外国漁船に獲られる前に獲る、という理屈を持ち出すことには首をかしげざるをえませんし、小さな個体まで獲らなければ漁師は生活が立ちいかないとおっしゃるのであればなおさら頭をひねってしまいます。ふたつとも、自分で自分の首を絞めているのではありませんか?

 国際的な漁獲量の制限、漁獲枠の割当を決めるのはもちろん、水産資源を回復・再生可能な漁法や、漁師さんたちが搾取されないような流通システムをつくることこそ急務ではありませんこと?たくさん獲らないと稼ぎにならないから底引き網で稚魚ごとガバァでは、SDGsもへったくれもありませんわ!今、努力しなければ、他の水産物もいずれ同じ道をたどり、漁業に従事する人はいなくなり、日本の漁業文化は消滅するでしょう。


 なので、今はないものねだりをするのではなく、豊富にあるものをいただきましょう!どんな道をたどって、その食品が食卓に並んでいるのかに想いを馳せながら! 

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酎 愛零(ちゅう あいれい)
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