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6年間ストレートで薬剤師国家試験に合格した私が、心がけていたこと【記憶脳】樺沢紫苑著

明日は薬剤師国家試験があります。
私は12年前に受験しました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

今振り返ったら「よくあれだけ勉強したものだ」と感心しました。
実は私、国家試験をストレート※で合格できました。

薬剤師国家試験ストレート合格率という指標があります。「薬学部入学者が6年間ストレートで国家試験に合格した割合」と定義。

こちらより引用

去年『記憶脳』を読んで「だから私は、ストレートで国家試験に合格できた」と気づきがありました。

これから薬剤師国家試験に挑戦する後輩たちに向けて、勉強した内容が効率よく身につく方法を伝えます。


・四当五落は時代遅れ

「4時間しか寝ないで勉強に励む生徒は合格し、
5時間も寝る生徒は不合格になる」

聞いたことはありませんか。

私が学生の時はそこまで言われなくなりましたが、
少し上の世代の人たちからは「よく言われていた」と聞いたことがあります。

しかし、本書では
「記憶力をよくしたいならば、
睡眠時間7時間を確保しましょう」

触れられています。
睡眠不足はご法度と口酸っぱく主張しています。

薬剤師国家試験を乗り越えた私の感覚は
「徹夜で勉強なんて無理」です。
当時、試験前は7時間前後寝てました。

これを守っていたため、
定期試験も国家試験も、
問題なく乗り越えられました。

一方で大学時代の定期試験で、
徹夜していた同級生がいました。
彼女によると、かろうじて進級できても、
内容を完全に忘れると話してました。

後日談ですが、彼女は1回国試浪人をしたそうです。
※現在は薬剤師として勤務。

・丸暗記は卒業しましょう

丸暗記、いつまでやっていましたか?
もしかしたら今もやっている人がいるかもしれません。
結論から言うと、一刻も早く丸暗記を卒業することをオススメします。

私は、周りの人より丸暗記から卒業したのが早かったと感じます。

中学生の時点で「難しいかな?」と感じ、
高校生になった時点で
「もう無理だ」と気づきました。

毎日大量の予習復習が必要な上に
英単語、古文の単語などの小テストがありました。
再試は嫌だったので必死です。

今考えると、あまりにも学ぶことが多かったです。
丸暗記したら、間違いなく頭がパンクしていたことでしょう。

薬学部に入ってからもっと学ぶことが増えました。
「高校生のうちに丸暗記を卒業してよかった」と心から思いました。

・学生時代を振り返って

大学生の時は、「なぜこうなるのか」と
考えながら覚えていました。

薬の効き方を例にしたら、
「この薬は、この受容体に作用することによって、体内でこのような変化が起こる」と理論立てて学んでいました。

理由もなく覚えられなかったので、
このような形で覚えるしかありませんでした。

実際に大学3年生の定期試験で、
当時新薬だったある糖尿病の薬※に関する問題が
出題されました。
※現在はよく処方されている。

「この薬の作用機序を説明しなさい」
この問題文以外何も書かれていません。
ここで、理論立てて覚えたのが役に立ちました。

私はこの問題が出た科目の単位を取れました。
しかし、後に「この科目落とした」と話す同級生が続出しました。原因は、先述の問題です。

確かに、単なる穴埋めなら丸暗記でも乗り越えられるかもしれません。
しかし、記述式で出題されたらお手上げと実感しました。

・感想

明日から国家試験を受けるあなたにとっては、
「今夜は早めに寝て、7時間睡眠を確保する」ことくらいしかできないかもしれません。

しかし、大学5年生以下のあなたにとっては、
今から実行すれば定期試験や国家試験を乗り越えられるきっかけになるでしょう。

今日の記事を読んで、
生活習慣や勉強方法を変えるきっかけになれば、
これほど嬉しいことはありません。

明日受験するあなたも、
来年以降に受験するあなたも、
学んだ成果が出せることを願います。

以上、ちえでした。
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