役割
「感謝しなきゃ」
が、呪いの言葉になっている。
安心して眠れる家があって
毎日お風呂で清潔を保てて
不自由なく食べたいものが食べられる。
それも全部夫がいてくれるおかげ。
じゃあ私は?というと
お金を稼ぐわけでもないし
家事も完璧にしているわけじゃない。
遊んでばっかだし好きなことしかやってない。
なのに食費や水道代や電気代などなど…使ってばかり。
そこに罪悪感を感じてる。
だから感謝しなきゃと思いつつも
反対に心の中はモヤモヤで
つい夫に意地悪な態度をとってしまう。
心が動かない…
だけど今朝気付いた。
してもらったものと同じものを
返さなきゃと思っているからつらいんだ って。
私には出来ないことが夫には出来て
夫には出来ないことが私は得意だったりする。
パズルのピースのように
それぞれの役割をすればいい。
私は物質的なことが苦手。
だから夫には経済面生活面をサポートしてもらうことが
私の心の安心に繋がる。
反対に夫は感情表現が苦手。
だから私のように泣いて笑って怒って
かと思えばいきなり突拍子もないことしだして…
そんな人間的な部分を愛してくれている。
そしてそれが彼の中で刺激になってるそう。
私が彼にしてあげられることは
お金を稼ぐことでも
家事を完璧にこなすことでもなく、
そのままの私で自然体に
素直な感情表現をすることだったんだ。
無理や義務の上での感謝は
不満や不足を生み出す。
だって自分じゃないもん。
私らしい感謝の表し方は
まずは私が感動し、心を動かすこと。
そしてその喜びを夫の前で表現すること!
出来る出来ない
やるやらないが人の価値じゃない。
私達は繫がりたい。共有したい。育みたい。
そんな生き物なのだから
だから自分に無理させない。
役割以上のことはしない。
そうするからこそ何かをしてもらったとき
心の底から感謝が湧き上がる。
私はそう思う。
だから私は私で私なりの感謝を伝えてく。
そうやって私達夫婦だけの
愛のカタチを大きく大きく育んでいきたいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?