自分の意見が言えないのは…

先日自分の変化に驚いた出来事あった。

私はオーストラリアに現在住んでいて、
週に1回、趣味でバドミントンの
コミュニティーに通っている。

先日そこでの
自分がした言動に自分で驚いた。

始めに私の性格を少しだけ説明すると、
私は小さいころは内気で、
極度の人見知りだった。
3歳の時に妹ができ、
そのタイミングで私の中の何かが変わり、
それまで母親から全く離れられなかったはずが、
外に外にと出るようになった。

だから今では一人でも
知り合いも誰もいない海外に出てきて、
移住をするほどの度胸を持てるようにはなったものの、
今でも小さいころからの内気な性格が影響し、
自分の意見をはっきり言えなかったり、
特に初対面の人には自分が出せず、
無理に合わせようとしてしまう時がある。

そんな私が先日、
バトミントンのコミュティーの場で
名前も知らないどころか
話したこともない、
ローカルの男の子達を相手に、
自分から率先して言いたいことを言ったのだ!!
しかも私の代わりに彼らに伝えてくれるだろう
年上の男性陣という強い味方がいたにも関わらず!笑

私が所属するバドミントンのコミュニティーは
週3回体育館を借りて活動を行っている。
私は2年ほど前からそこに通い、
今では毎週通うものの、
週3回あるセッションのうち参加するのは1回のみ。
自分よりも歴が長い人もたくさんいるし、
私よりもセッションに多く参加している人は
たくさんいる。

基本的には私はこういうことを気にしてしまい、
自分がこういう立場なら、
頼まれない限りは絶対に出しゃばらないで生きてきた。

だから昔の私ならこんなこと絶対にありえなかった。
言わなきゃいけない場面だとしても、
味方がいるのであれば
わざわざ自分から率先して前にはいかなかった。

なので自分でびっくりしたのだ。

自分が変わった理由はいくつかある。
一つ目は海外在住歴が長くなり、
こっちの文化に触れることで、
自然と昔よりも何事もはっきりと
自分の意志を伝えられるようにはなってきた。

もう一つは自分と向き合うことに
真剣に取り組み、
自分に自信が少しずつ持てるようになったから。

今回の場合は、
私はどうしても今すぐ帰りたかった(笑)
体育館を撤退する時間になっても
ローカルの男の子達はもう1ゲーム
プレーをしようとしていて、
でも彼らは体育館の閉め方を知らず、
グズグズと彼らのゲームを待つという
選択肢もあったし、
他の人たちが私が言わなくても
彼らに同じことを言っていたかもしれない。
でも私は今すぐ帰りたかった!!!笑

なので彼らがもう1ゲーム始めようとする
タイミングで私は誰よりも先に
「もう体育館閉める時間だから~」と
カットインしていったのだ。

こんな簡単な事。
それでも前の私には無理だった。

もちろんはっきりものを言える人が
正しいわけでもないし、偉いわけでもない。
ただ私の場合は自分の意見が言えないことで、
自分の心と外でやっていることが
チグハグになっていまい、
結局自分の首を自分で締めていた。

今回の場合なら、
帰りたかったのに帰れなくて
無駄な時間を過ごしてイライラする…
の様な感じで。

だから心が言うことを口からも
言えるようになりたくて、
そのためには自分に自信をつけたり、
自分をもっと肯定する気持ちが
必要だった。
そしてそれを積み重ねた結果、
知らないうちに頑張らなくても
口に出せている自分がいた。

それが嬉しかった。

そしてそんな自分をさらに肯定し、
さらに自信に繋がったように思える。

それが私が今真剣に取り組んでいること。
そして、自分との向き合い方を
もっとたくさんの人が知ることで
もっとたくさんの人が
生きやすくなってほしいと思っている。


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