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あなたのトラウマが他人を救う?

今朝、友達からあるSOSが来た。
その友達の元カノが今自〇行為をしようとしていて、
彼は今は遠く離れた都市にいるから、
近くにいる私に安否確認に行ってほしい
という内容だった。

私はその元カノの連絡先も知ってて、
何度か一緒に遊んだこともある。
彼らが今どんな状況で
彼女の精神状態がどんなだったのかは
知らなかったけど、
私は「絶対命を絶ったりはしないから落ち着いて」と
まずは友達に言った。

こういう状況って頼まれた方も焦ったり
パニックになりがちだけど、
幸い私にも彼と同じ経験があったから、
彼が今どんな精神状態で、
何て声をかけるべきか分かって、
すごく冷静でいられた。

ちなみに安否確認には行かなかったよ。
一応ニュースは調べた。
でも特にその子のことは載ってなかったし、
絶対にやってないという確信がかあった。

そしたらしばらくしたら彼女と連絡が取れ、
安全が確認出来た。

…………

今回のことで私が感じたことは、
人の経験は巡って誰かのためになる
ということ。

私が今回友達(仮名 友達A)に声をかけた言葉は、
全て自分が同じ状況だった時に
他の友達に言われて救われた言葉だった。

なぜその友達(仮名 友達B)が
冷静に私に声をかけられたかというと、
友達Bもまた、前に同じ経験をしていたのだ。

そんな友達Bは前に経験したその出来事が
トラウマになってしまい、
精神を患ったこともある。
今は随分元気になったものの、
未だにそのトラウマと向き合っている。

だから私はその友達Bに伝えたい。
あなたの経験が私を救い、
今回また別の人を救ったと。

…………

こうやってトラウマになるほどの
嫌な出来事にでも、
必ず自分が得たものや
社会に貢献できている事がある。

そしてこうやって、
誰かを救った行為は
巡って巡って自分の元に返ってくるのだ。

だからいくらトラウマになって
本人を苦しめているとしても、
決して必要なかったことではない!

大事なのは、
そのトラウマを考えないように
蓋をすることでもなく、
トラウマを無理に
克服しようとする事でもなく、
そのトラウマへの解釈を変えること。

「良い事も悪い事もどっちもある」と
中立に立てることが何よりも
気持ちを楽にする事なんだと思う。

私はそれを願って
今回の感謝を友達Bに伝えるよ。

そしてこの話の登場人物全員が、
幸せになれますように…


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