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syanhainihao
災害時の口腔ケア〜 避難時の健康対策②
避難時のハミガキについて
まとめ
誤嚥性肺炎予防のため、また、食中毒予防のために災害時のハミガキは大切です。
水の少ない環境下でのハミガキのコツを調べてみました。
厚生労働省ホームページ、
サンスターホームページ、
各自治体の防災のパンフレットをいくつか見て、
必要そうな情報をまとめました。
ハミガキ用品が手元にない場合の口腔ケアについて
①歯ブラシがないとき
食後に少量の水やお茶でうがいをする
ハンカチやティッシュで歯の汚れをとる
②だ液を出す工夫
耳の下、ほお、あごの下をもんだり、あたためると、だ液が出やすくなります
③水が少ない時のハミガキ
・約30mlの水を用意
・水でハブラシをぬらして
歯みがきします
・合い間にハブラシの汚れをティッシュでふきとります
・コップの水を少しずつお口に含み、2~3回にわけて、すすぎます
・液体ハミガキ、洗口液があれば、水のかわりにお使いください
(水でのすすぎは不要)
・うがい薬もお口を清潔に保つのに効
監修:神戸常盤大学短期大学部 口腔保健学科 足立了平先生
提供:一般財団法人 サンスター財団、サンスターグループ
厚生労働省ホームページより
※
サンスターのホームページでは、また、液体ハミガキの使用でうがいするやり方も防災にオススメと紹介されていました。
〜その際は、水でのうがいは不要
④その他
高齢者、入れ歯使用者について
誤嚥性肺炎予防のため〜
入れ歯は夜は外す。
入れ歯を洗う。
(あれば、お口用のウェットティッシュで口内をきれいにする)
⑤水の少ない場合の歯ブラシの手入れ
汚れを取り除きウェットティッシュできれいにする。
⑥口の乾燥を防ぐ
水分摂取がなかなかできない状況での、口の乾燥を防ぐために、
ガムを噛むことをすすめている
ものもありました〜
千葉県、災害時の口腔ケア参照
「災害時の口腔ケア」千葉県ホームページより