見出し画像

アドラー心理学で幸せに生きる一歩を踏み出すための考え方とは・・・ 

『幸せになる勇気』を読んで




はじめに

前作の『嫌われる勇気』と同様、
青年と哲人の対話形式で進むお話。
3年前、哲人と話をしたことで、人生の目的を見つけ、中学教師となりアドラーの教えを伝えるべく教育に取り組んだ結果、現実社会では役に立たないということ実感した青年が、
哲人と議論するために再び訪れ、実際の教育現場に当てはめながら進んで行く。

最初に
宗教も哲学も、そして、科学も出発点は同じ、
わたしたちはどこからきたのか、
どこにいるのか
そして、わたしたちはどう生きればいいのか
これらの問いから出発したものであると語られている。
それらの相違点については
宗教は物語によって世界を説明すること
哲学は学問というより生きる「態度」と。


それではアドラー心理学とはどういうものなのかを知り判断して貰えたら嬉しいです。

それでは、
基本的な考え方をわたしの経験と合わせていくつか紹介。
と言ってもあまりにも有名過ぎるこの本、
嫌われる勇気を先に読んでいる人ならば
当たり前の内容だとは思うけれど。


行動目標と心理目標

○行動目標
①自立すること
②社会と調和して暮らせること

○心理目標
①わたしには能力があるもいう意識
②人々はわたしの仲間であるという意識

課題の分離

人生のあらゆる物事について「これは誰の課題なのか?」という観点から「自分の課題」と「他者の課題」を切り分けて考える。

🍀『あなたは他者の期待を満たすために生きているのではない』そして、『他者もまた、あなたの期待を満たすために生きているのではない』。

他者の視線に怯えず、他者からの評価も気にせず、他者からの承認も求めない。
ただ自らの信じる最良の道を選ぶ。
さらに他者の課題に介入してはいけないし、自分の課題に他者を、介入させてもいけない。

アドラー心理学に初めて触れたとき、誰もが
この概念に衝撃を受けるという青年。
もちろん私もそうであり
「嫌われる勇気」でこの言葉を知り、はじめて知ったとき
私も心に刻むべき言葉と感じ、ノートに何度か書き込んで、心の平穏のための呪文のように扱っている。

共同体感覚

社会を形成する「他者」への関心

アドラーが好んで表現したという共同体感覚については、
「他者の目で見て、他者の耳で聞き、自分の心で感じること」だといい、また「もしもわたしがこの人と同じ種類の心と人生を持っていたら」と考えることが共感。

これらの考えを知らなかったときは、次男と言い合いになることが多かったし、イライラ💢や
ときに反省、そして泣きたくなることも。

例えば、朝なかなか起きない。遅刻するよ~早く起きて欲しい。声をかけても起きない、逆にうるさいわかっていると言われる。
キレる。💢
テストでしょ勉強したらというが、しない。
イライラ💢
こんなことを繰り返し、

今年の一番の目標が次男と言い争いをしないだった。

そこで、今朝はどうだったか。
朝起きなくて、遅刻して、困るのは次男。
これで課題の分離ができている

「うるさい、わかってる」と言われても、
まあ~私が次男なら確かにわかってるのに何度も言われたらうるさいって怒鳴りたくなるよね
ここで共感体感覚


それぞれの考え方を取り入れるだけで
心の平穏が保てる(笑)

きっと人からみたら小さなこと。
それでもわたしにとっては幸せの一歩。

アドラー心理学での基本的な考え方には
承認欲求をなくすなんてこともあり、
承認欲求の塊であるわたしが学ぶことは多そう。アドラー心理学について色々と学びたいと
思わせてくれた1冊。






いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集