「険しい山道で出会う人達!!」1-9古事記2と画「因幡の白兎」
高天原の高御産巣日神(たかみむすびのかみ)から言われた通り、八咫烏に導かれ、険しい山道を歩み始めたイワレビコ一行です。
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
建御雷神(タケミカヅチノカミ)の剣、「布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)」に守られている安心感もあって、確実に足を進めた。
やがて、平地に出たところで、第一村人を発見する。
「人間だ!」あまりにも久しぶりの人間に出会って、大声を出したものだから、青年は驚いて、ちょうど釣っていた魚を逃してしまった。
イワレビコが慌てて誤った。
青年は「いいえ、大丈夫です。今日はいっぱいかかっていたので。。。」彼は及び腰になりながらも丁寧に答えて、大量に獲った魚を食べさせてくれるという。。。いい人だ!
彼の持った竹の罠には、たくさんの魚が入っていて、魚が入ると逃げられない仕組みになっている、「筌(うえ)」と言う罠らしい。この辺りの人はみんな使っているとも。
険しい山道を黙々と歩いてきたので、お腹は空き過ぎて吐きそうになっていたのだ!前のめりに、食い気味に彼に言った。「超嬉しい。。。あなたはどちら様ですか?」
「僕は国つ神のニエモツの子と申します。あなた様は身なりからして天つ神ですよね?初めてお目にかかりました。光栄です。ぼくも食糧調達係としてお供させてください。」
願ってもない申し出にイワレビコは半泣きで答えたのでした。
お腹も膨れて一行が山の麓までくると、突然、四つん這いになって眼光の鋭い人が出てきた!!
「ぎゃぁぁぁ!!ホラー映画かよーーーーー!!」
イワレビコの声に驚いたその人は、ビクッと身構える。よく見ると尻尾の生えたモフモフ獣人!!が井戸から出てきて、その井戸は光り輝いている!!
「あなたは、誰ですか?」イワレビコは、モフモフが気になって仕方がない。
「・・・僕は国つ神で、名をイヒカと言います。あなたは天つ神ですか?」
モフモフに尋ねられて半分ニヤケたイワレビコは「一応、天つ神の御子です」と答える。
モフモフ獣人のイヒカは「このあたりは、危ないので案内する」と言ってくれて、山道を進むことになる。
次の展開を乞うご期待!!
【プリンセス香龍美術館】
今回の絵は「因幡の白兎」・・・ピンブローチの下絵の「因幡の白兎」。九字切りの「者(しゃ)=大国主神」に登場する、ご存知「因幡の白兎」のうさぎ。ワニを騙して川を渡ろうとしたウサギが最後にワニに騙した事を言ってのでワニに皮を剥がされ、通りかかった八十神に「傷口には塩だよ」と言われて塩を患部に塗ったら、さらに悪化した所を優しい大国主神(オオクニヌシ)に真水で流して助けられた。背中の傷口が真っ赤になって痛々しい。
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
princess香龍,プリンセスこうりゅう,princess Koryu,プリンセス香龍,P.Koryu,絵本,