
「ニギハヤヒのポヤポヤの会話」1-20古事記2と画「我は神なり 愛と光なり/鳳凰」
ニギハヤヒとの噛み合わないポヤポヤの会話。。。
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
そうじゃなくて!トミビコ!!イツセ兄の仇!!!
「その、トミビコは今どこに?ニギハヤヒさんの義兄ってことになるよね?俺ら、ここでトミビコと戦って逃げられたんだけど。。。」
「え?うそ?トミビコ、天つ神の御子様と戦ったの?それはごめんなさい。怒らないと」・・・いやそうじゃなくて、今、トミビコがどこにいるかって言うことだってば!!
「そういえば、あの子どこに行ったのかな?最近見てない気がする」・・・そんなことってある?何か心当たりはないものか?
「あっ!この前、りんごが食べたいって言って津軽に行っちゃったような・・・。」・・・「ツガル?どこそれ?」
「あれ?違うかも。そういえば自殺しちゃったってどっかで聞いた気がする」・・・自殺?
「うーん、なんか違うな・・・僕が殺しちゃったんだっけ?」・・・支離滅裂で会話不成立。
ニギハヤヒはふんわり笑って「そうそう、思い出した。僕ね、前に天つ神の御子様のことを話したら、天つ神って僕だけだと勘違いしたままで。。。」・・・それで「エセ天つ神」って言ってたんだ!
「そうそう。それで僕、何回か神様のこと頑張って説明したんだけど、どうしてもわかってくれなくて。なんか、もういっかー。ってなって・・・この前、殺させたんだった」・・・「嘘・・・」イワレビコの落胆は半端ない。今までの努力は・・・。
「あれれ?天つ神の御子様、今、もしかして悲しい気持ちですか?仇がいなくなれば天つ神の御子様、もっと喜んでくれると思ったのに」
ニギハヤヒがしょんぼりしてしまったので、イワレビコは慌てて顔を上げて首を横に振った。
「いや、いいんだ。それで、いいんです。ありがとう」搾り出すように言ったのに対してニギハヤヒは、緊張感なくふんわりと笑って「よかたですー。そしたら、僕は天つ神の御子様に仕えますね」
なんとも歯切れの悪い終わり方だけれど、余計な被害者が出なくて万々歳ということでしょう。
ここで、プリ香の考察を。。。
なんとも歯切れが悪くて、やり残し感満載のトミビコ軍との戦い。普通なら、武力で制して完全勝利で全国制覇した方がいいように思います。
戦国時代とか、三国志に代表される考え方です。それって実は「弱肉強食」の世界で、動物の世界と同じなの。
戦争って、始まりは意見の違いや考え方の違い、生活習慣の違いや信じる神様の違いだったりします。それによって尊い命が失われるのは本末転倒なのです。
古事記は神様の話。神様が無理に苦労して戦うのはおかしいのです。神様は愛と光なのですから、「日本をまとめる」という意思を持ったら、必然的にそうなるように出来ている。と言うのが筋なんだと思うのです。だからこそ、超常現象みたいな助け舟が出て、対抗する勢力がいなくなるのだと思うのです。
私たちが学ぶべきところは、志をもつこととそれに向かって対処する。苦手なことや苦しいことを強いられたら、他の方法を探すべき。そして、自分にご褒美をあげて周りと協力していれば思いもよらない所から助け舟が出る。ということです。
つまり、目標を持ったら肩の力を抜いて「大安心」で自分と仲間を信じて善処する。ということでしょう。ニギハヤヒが天然なのは、お愛嬌!というか、神様はそもそも喧嘩しないの。(実際手を下さないだけかもだけど・・・)
ということで、次の展開を乞うご期待!!
【プリンセス香龍美術館】
今回の絵は「我は神なり 愛と光なり/鳳凰」・・・人は一人一人に神様が宿っていて、それを「真我」と呼びます。神様は「愛と光」なので、「真我」も「愛と光」。愛とは人に親切に。光とは明るい考え方のこと。

だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-koryu
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
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