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天岩屋戸から見る日食問題「日本vsカンボジア、ミャオ族(中国南部)」〜「古事記外伝」31

太陽が突然隠れちゃうなんて!!

国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️

太陽の恩恵がなかったら、食物は育たないし、海は荒れ放題!不吉以外の何者でもない!!

【日本神話】ではあの有名な【天岩屋戸】です。

スサノオがあまりにも乱暴者なので、アマテラスは恐れて、天岩屋戸の中に閉じこもってしまう。そのために夜が続いて、いろんな禍が起き、天界の神々も困って、八百万の神神が集まって作戦を練る。常世の長鳴鳥に岩屋の前で鳴かせ、アメノウズメは神がかりで乳房や隠部をあらわにしてストリップダンスをした為に、神々が大爆笑する。外の楽しそうな笑い声につられてアマテラスが出てきて、高天原と葦原中国は再び明るくなった。。。笑いのツボが原始的と言うかなんというか。。。

【カンボジア】

太陽と月とラーフ星は三人兄弟だった。怪物となったラーフ星が兄たちを飲み込むと日食や月蝕が起こる。。。「ラーフ星」とか言う謎の役割じゃあ納得出来ない三男の暴動と言うオチ?!!

【ミャオ族】

かつて、十個の太陽が一度に現れた。勇士が九個まで射落とすと残る一個は恐れて隠れてしまったので、真っ暗になった。獅子や赤牛が呼び出そうとしたが太陽は出てこない。終わりにオンドリが鳴いたところ太陽は再び現れ、世の中はまた明るくなった。。。極端!

太陽神アマテラスが隠れると言うことを日食とみなすと、三兄弟または姉妹の末っ子が兄や姉に悪さをすることで日食・月食を引き起こすと言う、東南アジアのオーストロアジア諸族に広く知られる神話に近いようです。

他方、隠れてしまった太陽をオンドリが呼び出すことに成功し、そのおかげでトサカを得たと言う神話は、太陽を射るモチーフと共に中国南部から東南アジアの諸民族に広く分布しているらしい。

人類皆兄弟。同じような発想の元、不可思議な自然現象も解き明かし、恐れよりも「だからありがたい」と言うことを教えてくれているのかもしれません。

宗教と違って、神話はどれも人間臭くて生々しい表現も時には見せます。でも、その中にも大事なことは、人に対する優しさだったり、生きていく上での教訓だったりが隠されている気がするのです。またそれを読み解いて自分なりの解釈をしても面白いなって思います。

はい、単なる神話オタクです!

まだまだ不思議な神話のシンクロは続きます!次回をお楽しみに!!

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory

「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976

参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA 
参考文献/歴史群像「古事記/記紀神話と日本の黎明」、学研

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