黄泉の国からも神々誕生?!!〜「古事記外伝」11
奇想天外な日本の神様達!死者の国である「黄泉の国」からも神様登場です!!
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
死生観をこんな形で表現するとは!・・・日本独特❤️
イザナギとイザナミが最初に行ったのは、ネルネルネルネ方式で日本列島を作ること。その次にマグワイで草と木を創生。・・・原始の地球の姿そのものなのには驚きますが!
その後、火と言う画期的な発明を人間が持つことによって文明が一気に出来上がり、穀物を作ると言う「生産」を行う為のツールを神様から授かる。
と言う図式を、火は取り扱いに注意しないと危ないとの忠告を込めているのか、火の神を生んだためにイザナミが死んでしまい、死ぬ間際に女神から山や鉱山、粘土。この粘土で器を作ることができ、更に水と五穀で農作物の発展を意味しているのでしょう!!
なんて素敵なカンパネラ!!ものを作ってこその「人間」です!!
そして「黄泉の国」と言う異世界の事を説明しているのがすごい!
イザナギが黄泉の国訪問の神話です。
イザナギが禁を犯して死体を覗いた為に起こった出来事とは。。。見ちゃダメなやつ!!
死体になったイザナミが怒って放った兵隊が、、、
・「ヨモツシコメ(予母都志許売)」・・・イザナギを追っている最中にイザナギの髪飾りと櫛を次々に投げられて葡萄と筍を生じさせた為に、それを食べている間に逃げられちゃう。黄泉の国に住む不気味な女性達。
・「オオカムヅミノミコト(意富加牟豆美命)」・・・イザナギが黄泉の国から逃げ帰る途中で、桃の実を投げつけて追ってきた雷神と黄泉の国の軍勢を追い払った。この為に邪気を払う力を持つとされる桃の実に与えた名。
桃がそんな有難い効果があるなんて思っていなかったので、びっくりです!古代人の食の回で紹介したけど、不老長寿の仙果とも呼ばれているらしいので、これからは有り難く頂こうっと!
そして、黄泉の国から逃れて汚れを払った時に現れた「三貴紳」の他の神様をご紹介!
【ワタツミ(海神)三神】
・「ウワツワタツミノカミ(上津綿津見神)」・・・日向の橘の小門で禊ぎした時に生まれ、水の上で禊ぎ、住吉三神の一つのウワツツノオの神と共に生まれた。
・「ナカツワタツミノカミ(中津綿津見神)」・・・ワタツミ三神の一つ。水中で禊ぎ、ナカツツノオの神と共に生まれた。
・「ソコツワタツミノカミ(底津綿津見神)」・・・ワタツミ三神の一つ。水底で禊ぎ、ソコツツノオの神と共に生まれた。
【ツツノオ三神】
・「ウワツツノオノミコト(上筒之男命)」・・・日向の橘の小門で禊ぎした時に生まれ、水面で禊ぎ、ウワツワタツミと共に生まれた。住吉大社の祭神。
・「ナカツツノオノミコト(中筒之男命)」・・・水中で禊ぎ、ナカツワタツミと共に生まれた。住吉大社の祭神。
・「ソコツツノオノミコト(底筒之男命)」・・・水中で禊ぎ、ソコツワタツミと共に生まれた。住吉大社の祭神。(プリ香の話には出てきませんが、古事記の中で仲哀天皇という美形の天皇の時に、アマテラスと共に神功皇后という西洋の令嬢みたいな皇后に神懸かりして新羅の制服を命令した神様です。その時、信じなかった仲哀天皇は死んでしまうのよね。。。)
どおりで、「住吉神社」に「神功皇后」が祀られているのが不思議だったのよね〜〜。
しかも、新羅に遠征した時に身籠もっていたにも関わらず、何日もかかる船に乗って鎧帷子(よろいかたびら)もゴージャスに新羅の王を打ち負かしちゃうって、どんな女傑よって感じ。
住吉三神は海の海上、海中、海底の神様って事でいいのかな?細かく分けているのは、それぞれで採れるお魚が違って、海の幸への感謝なのかもしれません。
ということで、次に「三貴紳」の「アマテラスとスサノオ」の系譜についてです!
日本人のルーツは面白い!!
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
参考文献/歴史群像「古事記/記紀神話と日本の黎明」、学研
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