「イワレビコまさかの敵襲!!」1-4古事記2と画「菫壺(すみれつぼ)」
イワレビコ(後の神武天皇)と兄のイツセ一行は、あたりが暗くなったので青雲の白肩津(大阪府東大阪市日下町)に停泊します。
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
16年間これと言って支障もなく、平和ボケしていた所にあり得な〜〜い!出来事が勃発します!!
一夜明けて、イワレビコが日の出をぼーっと見ていたら、何やら不穏な動き!
ワラワラと武装集団が殺気立ってこちらに向かってくるではないですか!!
「イツセ兄!軍が来た!!どうしよう!!」イワレビコの報告にイツセは勢いよく身を起こし、「バカ!早くオオクメを起こせ!!」
「へっ?オオクメ?あっっっ!!オオクメ!!!」あまりにも平和過ぎてただの飯炊きになっていた久米兵を思い出したのです。
そのオオクメは既に武装していて、「遅いっす、旦那」「指揮は?」。。。「任せる!!!」
敵方の大将らしき人が大きな声で威嚇してきた。
「登美(とみ)より参った、ナガスネビコと申す!このエセ天つ神め!成敗してくれる!!」
「ナガスネビコさん?」・・・「トミビコだ!」・・・名前の確認だけでブチギレてる「トミビコ」
しかも「侵略しにきたのではなく、話し合って穏便にお願いしたいし、エセ天つ神ってどう言う意味か聞かせてもらえないだろうか?」・・・。
って言ってる間にトミビコは「かかれぇぇぇーーー」
全然話を聞いてくれない!待ったなしで開戦してしまった。油断していたイワレビコ軍もバタバタと戦場に出て、全員が戦闘モード。
戦士でもないイワレビコが「俺も行かなきゃ。。。」と楯を持って参戦しようとすると、オオクメが「何やってんだ!旦那!」イツセ兄にも「下がってろ!バカ!」
テンパリすぎたイワレビコのせいで、この土地は「楯津」と呼ばれ、日下の蓼津(たでつ)伝承地、盾津顕彰碑(けんしょうひ)までたてられているそうで。。。
トミビコ軍からは無数の矢が放たれ、イワレビコの目の前で仲間たちが次々と次々と負傷していく。逆光で矢筋も見えずらい。「玉」のイワレビコには祈ることしかできないのが悔しかった。
そこで兄のイツセの声がする「痛ってぇ〜ー」トミビコの放った痛矢串がグッサリと刺さり負傷しているではないか!!なんてこったい!
因みに、「トミビコ」は別名「ナガスネビコ」と言ってスネが長かったらしい。(あだ名っぽい)古代のネーミングセンスはどうかしてるけど。。。
どうする?イワレビコ?。。。次回をお楽しみください。
【プリンセス香龍美術館】
今回の絵は「菫壷(すみれつぼ)」・・・s30号の須佐男の八岐大蛇退治を描いた「愛の力で道を拓く」の八岐大蛇が1匹づつ「飲んだくれる」お酒を入れた壺。春のスミレ。
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
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