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「おにぎり」=「おむすび」🎵〜「古事記外伝」2

オオゲツヒメの体から出てきた五穀の一つ「米」を握って作る「おにぎり」

国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️

「おにぎり」は「おむすび」とも言います。。。

「造化三神」と言われる「天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)」、「高御産巣日神(たかみむすびのかみ)」、「神産巣日神(かみむすびのかみ)」

「むすび」の「むす」は「発生する」とか「生命」の意で、「ひ」は「神霊」や「霊力」。

そこから産巣日は「神霊が守ってくれる生命力」という意味にもなる。

虚弱なことを「ひ弱」というのは「ひ」は生命力だから「生きる力が弱い」ということ。

米飯を握った「おにぎり」は命を繋ぎ止めて、健康を守る神的な食べ物なのです。

食べ物の質が悪かったり、量的に不足すると、やがて生命力は衰えて病み、死んでしまう。食べ物の重要性を古代から感じていたのです。

その他の古代の食物をご紹介!

桃・・・悪霊を追い払う霊力を持つと信じられ、不老不死の仙果とも呼ばれてきた。イザナギノミコトが黄泉の国から逃げる時、黄泉の邪神たちに向けて投げつけて足止めした。

大根・・・「仁徳天皇」の条に出てくる。「私の白い腕(大根)を枕にして、共寝をしなかったなら、知らないとも言えましょうが」。大根は女性の白い柔肌を示している。しかも、重量感のある食料で貴重だったようです。

野蒜(のびる)・・・ネギに似ていて、辛味成分は硫化アリルで、免疫力を強化する。「応神天皇」の条に「いざ子供 野蒜摘みに野蒜摘みに」。球根は味噌のルーツのようなものをつけて酒の肴にしたようです。グルメね〜。

蒜(ひる)・・・臭気の強烈なニンニク、野蒜(のびる)、ニラなどの総称。ヤマトタケルの東征伝に出てくる。東国を平定したヤマトタケルが帰路に足柄山の中腹で食事をとっていた時に、山の悪霊が鹿に化けて近寄った際に食べかけのニンニクを投げつけ、目に命中して鹿を倒した、とあります。

栗・・・稲作農耕が普及する前は、主食級の重要なカロリー源。高カロリーでタンパク質が多く、ビタミンBやEを含む。「応神天皇」の条の歌に「三栗の、その中つ土」。当時は「かち栗」として保存食に用いられていたようです。

はじかみ・・・「神武天皇」の「久米歌」に出てくるさんしょうのこと。食すると唇を強く刺激するので「はじかみ」といったのです。

臭韮(かみら)・・・「か」は「香」、「みら」は「ニラ」。つまり臭気の強いニラという意味。邪霊を祓う力が強いと信じられていた。癌の予防に効果の高いカロチンとビタミンAの宝庫です。

そのほかにもまだまだある食事は次回にも!!

日本人のルーツは面白い!!(古事記オタクはまだまだ続く・・・)

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory

「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976

参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA 

参考文献/歴史群像「古事記/記紀神話と日本の黎明」、学研
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