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天孫の子供達のプリ香的感想〜「古事記外伝」24

天孫「ににぎ」の子供達、「ほでり(海幸彦)」、「ほすせり」、「ほおり(山幸彦)」の三神の長男と三男の喧嘩「海幸彦と山幸彦」の話の感想です。

国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️

天孫「ににぎ(ににぎのみこと)」と山神の娘の絶世の美女「さくや(このはなさくやひめ)」の間に生まれた三つ子の話です(次男は出てきません)!!

「海幸彦と山幸彦」の物語は、そもそもが三男の「ほおり(山幸彦)」が無いものねだりして兄の釣り針を借りて海釣りしたけど、やっぱりうまく行かない。その上に大事な釣り針を無くしてしまうことから喧嘩が始まるのです。

いわゆる、しょーもない兄弟喧嘩。

弟はわがままだし、しつこいし、兄は兄で頑固で、融通が効かない。大事な釣り針だったら、もう一つぐらい作っていてもいいのに。。。などと思ってしまうのです。

その兄弟喧嘩がエスカレートして、海底に探しに行くのは「浦島太郎」のようで興味深いのです。「とよたまひめ」は竜宮城の乙姫様なのかな?

長男と末っ子の三男を比べたら、やっぱり人との距離感が近い方が助け舟が出やすいのも納得がいくのです。だって、遠くの人は助けようにも助けられる距離にいないもの。

ここでも、自分を認めている人は他人からも助けを得られるのだと学びました。頑なに自分の主張を言い続けても、共感を得られなければ孤立してしまうものです。

但し、やりたい放題の「ほおり」も相手の弱点を興味本位で見てしまうとしっぺ返しが来てしまうのが産殿を覗いた事。いくら美女でも、何かしら隠しておきたいところはあるのです。

人の粗探しは簡単だけど、それをこれ見よがしに攻めれば痛い目に遭うのです。

そして、姉の子供を育てた「とようけひめ」。源氏物語「紫の上」の男女逆バージョン。

男性が本当に望んでいるのは自分を叱ってくれる「強い女」なのかもしれません。綺麗で楚々としてか弱い女を求めていると痛い目見るぞ!のことを学びました。

ということで、日本人のルーツは面白い!!けども次回は、海外の神話の類似を見てみることにします!
(神様のお名前をひらがな表記にしました。古事記と日本書紀では表記が異なることと、単に漢字変換が難しいだけですが、ご理解いただけると嬉しいです)
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!

香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA 
参考文献/歴史群像「古事記/記紀神話と日本の黎明」、学研

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