「場面変わってアマテラス様オコ？！！」1-6古事記２と画「天照大神」
日本の初代天皇になるイワレビコ（後の神武天皇）の兄のイツセが奇襲攻撃の中、矢に当たって死んでしまった！！
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
イワレビコはガチで凹んでいた。そこへ1匹の熊が現れ、どこかに消えたと思ったら、イワレビコとその一行は眠り姫のようにその場にバタバタと倒れてしまった！！
・・・・・
ここは、イワレビコとは全く関係ないと思われる熊野に住む「タカクラジ」という男。
なぜか、彼は不思議な夢を見るのです。
雲に浮かんでいる不思議な空間の真ん中に、若い女性が座ってなぜかイライラしている様子。隣には長身のふんわりとした男性が立っている。
タカクジラがボーッと眺めていると、部屋の扉がバタンっっと開き、ヤンキー風のイカつい男性が入ってきた。
「タケミカヅチっす！アマテラスの姉御、高木の旦那、お呼びでしょうか？」
ということは、出雲を平定した偉い神様と、アマテラスって言ったら天照大神？高木は高御産巣日神（タカミムスヒノカミ）のことかな？随分と豪華な夢だなぁ。とタカクジラ。
タケミカヅチが部屋に入った途端、アマテラスは威圧的に怒鳴りつける。
「タケミカヅチ！遅いわよ！今、葦原の中つ国が大変でひどく騒がしいみたいなの！しかも可愛い私の子供達が大変な目に遭っているのよ！超可哀想じゃない？きっと今頃泣いているわ！！。。。ちょっと、タケミカヅチ！聞いてるの？」
「聞いてますっ！」
「だいたいね、あの葦原の中国はもっぱらあんたが譲るように言い聞かせた国でしょ？何であんた、高天原でボサっとしてんのよ。あんたが何とかしなさいよ！」
「・・・と言われましても・・・」いかついタケミカヅチが困った顔。。。
「だから、あんたタケミカヅチが降りて、また平定してきなさいよ！！」
「はいっ！！はい？ いや。。。でも、、、あの。。。」
「何よ？」
アマテラスに鬼の形相で睨みつけられて、言葉に詰まるタケミカヅチ。高木に助けを求めてちらりと視線を送ったが、ニコリと笑顔だけ返される。
「いや、でも、姉御のお子さん達は今、頑張って自分達の力で国を収めようとしているわけじゃないですか。それに上から横槍を入れるってのは・・・どうかと。。。」
「はあぁ？じゃあ、うちの子を見捨てろっていうの？？何なの？何様なの？？？最高神に喧嘩売ってんの？？？」・・・・トバッチリ。
あの伝説の武神・タケミカヅチが苦しげにこれに返事をする。
「違くて、あの、過保護すぎるのも本人の為に良くないっていうか、さりげないサポートが大切っていうか、あっ、あれだ！葦原の中国を平定するときに使った出雲の「布都御霊（ふつのみたま）」って剣で、この国を平和にした専門の剣を降ろして、自分の力で試練を乗り越えた感が出る気がするんですが。。。その方が自信にも繋がるし、後々いい気がするんですが、、、いかがでしょうか？」
アマテラスは腕を組んでタケミカヅチを見下ろし。。。
「具体案」・・・とだけ。
「あー、えぇーっと。この剣を降ろす方法は・・・。
あ！熊野にタカクラジっていう男がいるんす。
そのタカクラジの倉のてっぺんから貫き入れて、そこから落とし入れようかな？そしたら、朝目覚めて縁起良くいい感じにそいつが取り持って、天つ神の御子に奉レルから、大丈夫です！多分！！」
「タカラクジ？あら、大きな夢のある、いい名前じゃない」とアマテラスも満足げです。
「そう！タカラクジならきっとうまくやってくれる！！」
「わかったわ。おっけ、採用！、じゃあ、今すぐ降ろしなさい。今すぐよ！！」
「はいっっ！！！！」
最後は「宝くじ」で運試しのようになっちゃったけど、名前がいいから大丈夫でしょ！！・・・。
一応、ここまではタカクラジの夢の話ですけどね。。。
続きは次回をお楽しみに！！
【プリンセス香龍美術館】
今回の絵は「天照大神＝臨」・・・ピンブローチの下絵の「天照大神（アマテラスオオミカミ）」九字切りの「臨（りん）」の神様。太陽の神様で、太陽の光で大地を照らします。清らかな光ですめてを照らし、使命を明確にする力があります。「目標を見つける手助けをする」カラーは青龍ブルー。
だんだん良くなる！未来は明るい！！
皆様に湯水の如く良き事が起きます！！
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
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