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ようやく漕ぎ着けた「天孫降臨」🎵〜「古事記」感想文21

「天孫降臨」の前に「国譲り」があって、”譲ってもらった”とは知りませんでした!!(あくまでも、プリ香の主観まみれの感想文です。ご了承くださいませ!)

国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️

大国主神からバトンタッチで天照大神の孫が降臨される!!なぜ、息子じゃないのか?って思うよね?

アマテラスが弟のスサノオと誓をした時に現れた男神のうちの一人は、大国主にゾッコンで帰ってこなくなっちゃったので、残ったのはやる気のない長男でした。

アマテラスが良くても周りの神様達は「アノ長男に任せられない」と思ったに違いないのです。

ということで、ちゃっかり結婚して子供まで作っちゃった長男の息子に白羽の矢が当たったという訳です。

そして、まだまだ幼い「瓊瓊杵命(ににぎのみこと)」は、なんか知らない間に決まった国造りの為に、整備の整っていないいない下界に降りるはめになります。

天照大神が信頼を置いているのは、「天之岩屋戸」の時に親身になって応援してくれた仲間です。

踊りを踊ったり、鏡を作ったり、詔を上げたり、重たい岩を一気に開いたり、計画を練ってプロヂュースしたり、勾玉を作ったりと自分が引きこもった時に元気づけてくれた、あの仲間です。

孫可愛さで、高天原の重要人物がこぞって付き添ったのが「天孫降臨」です。

そして、高天原のお宝の3種の神器を持たせて、お守りにします。それが、「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」「八咫鏡(やたのかがみ)」です。

特に「八咫鏡(やたのかがみ)」は天照大神の分身として各神社に必ず設置されている重要な神器です。

鏡を見ると、通常「自分」が映ります。そして自分の「我」が取れた時に、神に近づくと言う事なのです。

そんなお偉方が降りてくるのを聞きつけて案内役を買って出たのが、天狗のお面で有名な「猿田彦神」です。

「猿田彦神」は遠くから見ても光り輝き、大男だったので目立つのです。

後に元祖アイドルの「ウヅメちゃん」こと「天鈿女命(あめのうずめのみこと)」と一緒になり、芸能の神様として「白髭神社」に祀られています。

因みに、天孫の瓊瓊杵命(ににぎのみこと)は「霧島神社」や「高千穂神社」です。

華々しく天界から降りて来た瓊瓊杵命が、「やられた!」と思ったとしても後の祭りです。

まだ子供だったから、「国譲り」のこともよく知らずに天界から降りて来たけど、インフラも整ってないし、秩序も何もあったもんじゃない。そこで、何をしたら良いのかもお手本もいない。

というか、お手本になり得た「大国主神」は人海戦術に長けたやり手で、子供が180人って、どんだけ精力的なのか?

話を聞いただけで怖気付いてしまったのかもしれない。(まだまだ子供だったし)

しかも譲ってもらった手前、引き継ぎのやり方を教えてもらうわけにはいかなかったのでしょう。天つ神の意地もあるでしょうし、自分たちでなんとかしないといけないわけですよ!!

と言うことで、瓊瓊杵命の苦悩が始まるのです。

日本の神様の物語は最高!「ドラマティックJapan」。。。感想文はまだまだ続きます!

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory

「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976

参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA

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