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気になる八岐大蛇神話「日本vsギリシア、プユマ族(台湾)」〜「古事記外伝」33

日本神話の中でも最もスペクタルな話が「八岐大蛇(ヤマタノオロチ)神話」ではないでしょうか?!!

国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️

暴れん坊のスサノオが大活躍する話です!!

【日本神話】

スサノオが高天原から追放され、出雲の肥川に天降ると箸が流れてくる。人がいる証拠だと上流に行くと、ヤマタノオロチと言う八つの頭と八つの尾を持つ大蛇に娘クシナダヒメを差し出さねばならないと言ってアシナヅチ・テナヅチ老夫婦が泣いている。スサノオは八塩折の酒を飲んで酔った大蛇を切り殺したところ、尾から草薙剣を得て、報酬として(?)クシナダヒメと結婚する。。。スサノオの英雄伝説ですよ〜〜🎵

【ギリシア神話】

ゼウスは黄金の雨に変じてダナエの娘にそそぎ、息子ペルセウスが生まれるが、母子は箱に入れて海に流された。後にペルセウスは巨大な海蛇の生贄にされようとしているアンドロメダを発見し、海蛇を退治してアンドロメダと結婚する。。。星の名前で聞いたことある〜〜🎵

【プユマ族(台湾)】

ある娘の生殖器には歯が生えていたので、箱に入れて流された。流れ着いた所で、歯を砥石ですり減らされ、結婚して二男一女を産んだ。この女の子が女の子が女の子が洗濯に行った所、大蛇に飲み込まれた。二人の兄が大蛇を刀で斬り殺すと、尾の中から妹の腕輪が出てきた。

旧大陸では古代文明地帯とその影響範囲に分布し、蛇と水の繋がり。さらに武器として金属器が登場することから、高度に発達した農耕文化とそこにおける人身供犠の習俗を反映していると見られる。

中国では「捜神記」に福建の大蛇殺しの話が出ており、蛇を殺すに先立って蛇の好物を供える点でヤマタノオロチ神話と比較され、また、大蛇退治を犬が手伝ったとされる点で「今昔物語」卷二十六の七に見える中山の猿退治に近い。日本へは、鉄と神剣の伝承として、中国の江南から、または朝鮮半島を経由して伝わったのかもしれないとのことです。

武器の発見も不思議な話ではあります。古代人が道具を使うことは学んでいますが、いつ、どんな時にその発想を得たのか?しかも、世界中で関連しているのが、蛇や生贄、それを助ける勇者などで壮大なスペクタクルにしているところが、人類の発展に繋がっている所以かも知れない。

他の動物との違いは、人間の大脳が豊かな想像力に満ち溢れていると言うこと。古代から脈々と受け継がれた想像力は無限の可能性を秘めているのです。

そう考えると、残酷に思える話も、豊かな想像力の賜物なのかなと思えてくるのです。

そして、道具は武器として自分や愛する人を守ることにもなるけど、他者を傷つける諸刃の刃になることも示唆しているのかも知れません。

要は使いようですね!!

宗教と違って、神話はどれも人間臭くて生々しい表現も時には見せます。でも、その中にも大事なことは、人に対する優しさだったり、生きていく上での教訓だったりが隠されている気がするのです。またそれを読み解いて自分なりの解釈をしても面白いなって思います。

はい、やっぱり単なる神話オタクです!

まだまだ不思議な神話のシンクロは続きます!次回をお楽しみに!!

だんだん良くなる!未来は明るい!!

皆様に湯水の如く良き事が起きます!!


香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-kory

「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976

参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA 
参考文献/歴史群像「古事記/記紀神話と日本の黎明」、学研

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