スサノオのしゅうと根性がやばい!「根の堅洲国」の見所🎵〜「古事記」感想文16
「因幡の白兎」から、「根の堅洲国」、「八千矛神」、「国譲り」まで、プリ香イチオシのイケメンのオオナムチ(大国主神)の物語になります。
(あくまでも、プリ香の主観まみれの感想文です。ご了承くださいませ!)
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
そして、オオナムチから「大国主神(おおくにぬしのかみ)」になる話が「根の堅洲国」です!!
八十神に2度も殺されたオオナムチ!この時点で、人智を超えていますが、さすが神様。蘇らせちゃうんですよね。
命からがら逃げ延びたのが「根の堅洲国(ねのかたすくに)」という黄泉の国の一歩手前。
ここに暴れん坊で有名な「須佐之男命」がいるから助けてもらえと言われたけども、6代も前の人って、神様といえども生きてるの?って感じですが、人智を超えているので、しっかり生きています。
この「根の堅洲国」という存在もプリ香的には初めてだったのですが、この描写があるからこそ、軟弱だったオオナムチが屈強な戦士の如く力と知恵をつけていく、修行の時期を表していると思われます。
大体の冒険譚は、夢を持った若造が弱いながらも敵に立ち向かい、結構いいところまで行く時に、ラスボス級の敵に遭遇し、ぐうの音も出ないほど惨敗。
その後、自分の力ではどうにもできなくなって、修行しに行って鍛錬し、戦術を学び、ラスボスだと思われた相手が、片手一つで倒せるほどの力を身につけ、新たなる敵に向かっていくという話。
ドラゴンボールでも、キングダムでも、スターウォーズやターミネーターも、殻を破る時に必ず遭遇する「修行」があります。
それは、今までの自分のやり方では無い、外的な要因で今までの自分の殻を破るということです。
オオナムチには「根の堅洲国」で美女を娶る為にお舅さんからのいじめを力一杯受けます。
「寝床が蛇攻撃」「オオスズメバチと床にはムカデ攻撃」「荒れ野で焼き討ち攻撃」最後には「スサノオの頭に飼っている?ムカデを潰す?攻撃」
可愛い一人娘をこんな”ナヨナヨした”男にくれてやるわけにはいかない!!と思う親心もわからなくもないけど、下手すると死んじゃうよね?
それでもめげないオオナムチの根性と、何故かいつも助け舟が来てくれて助かっちゃう運の強さは古事記の中でも特別な存在なのかもしれません。
大国主神(オオナムチ)のことは、「因幡の白兎」で有名だったけれど、荷物を担いで心優しい神様。ぐらいの認識でした。
ところが、古事記の中でも1/3を占める物語の中枢を担う人物で、なぜか人や動物が助けたくなる人柄。本人はさほど特別なことをしている訳ではないのに、するすると良い方向に持っていっていく「運の強さ」があり、この魅力にハマりました。
顔がいいだけではなく、人をよく見ていて話をよく聞いているっぽい。そして誰に対してもフレンドリー。つまり、営業マンの鏡みたいな人だと思うのです。
「根の堅洲国」で修行した後の話も、大国主神の営業手腕が目を惹きます。
古事記の中で「一推し」になったのは、自分の欲望に忠実で、出来事をいつもポジティブに捉える姿勢が周りを虜にする魅力なのかもしれないということです。
起きたことを「困った、困った」と言っているのではなく「くすっ」と笑って「面白いことが起きた」と捉えることが出来るかどうかが運を大きく左右するのだと教えてもらった気がします。
大国主神の魅力はまだまだ続きます!!(主観まみれで失礼します!)
日本の神様の物語は最高!「ドラマティックJapan」。。。感想文はまだまだ続きます!
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
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参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
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