「腹が減っては戦はできぬ!」1-18古事記2と画「事代主命(コトシロヌシノミコト)」・・・別名「恵比寿様」
「金鵄(きんし)」がイワレビコ優位の戦況に持ち込んだものの、相手が逃げ出してしまっては。。。
国宝級笑顔の書道絵本画家Princess香龍です❤️
イワレビコにとっては兄の仇を打ちたいのに。。。
今度は背後から兄師木と弟師木が挙兵し挟み撃ちになりそうと言う情報が!!
一度、宇陀に戻らないといけなくなったのです。あと一歩のところで、宿敵を取り逃し悔しい気持ちで引き下がったのです。
宇陀まで戻ったは良いけれど、兄師木と弟師木に対抗する気力も体力も尽き果てている。イワレビコは愚痴っぽく歌う。
「楯並べ! 伊耶佐の山の 木の間から〜 行って守って 戦えば〜 俺はとっくに腹ぺこだ〜 島つ鳥 鵜飼の友よ 今すぐに〜 助けてくれないかな〜」・・・ヘトヘトで弱りきっている感じが大変滲み出ていますよ!旦那!久米兵たちもローテンションになっちゃいます。
すると突然、茂みの中からガサっとニエモツが現れた、「鵜飼の伴」だ。・・・吉野川で漁をしていた青年で食糧調達が得意な彼です!
「イワレビコ様〜!戦い続きで疲れたでしょ?お魚をいっぱい獲ってきたので、いっぱい食べて元気もりもりになってください!!」・・・これぞ天の助け!!
イワレビコは嬉し涙を浮かべて「ニエモツ!!!もう大好き!!永遠に仕えて!!子孫全員面倒見るから!!」
「あはははっ!イワレビコ様、お魚くらいで大袈裟!」
仇のトミビコを打ち損じたせいでどっと疲れが出たイワレビコ一行だったけど、仲間のおかげで気を持ち直し、なんとか兄師木軍を討ち倒し、弟師木を仲間にすることができたのです。
このニエモツは鵜飼の始祖となり、伝統的な鵜飼漁をしているそうです。
と言うことで、今度こそ「打倒!トミビコ軍!!」と鼻息荒く登美へ急ぐ。
しかし、登美にはトミビコの姿はなし。
そこで作戦会議をしようと、前回の戦いで建てっぱなしになっていた陣営の陣幕を開くと、・・・すでに先客がいた。
その先客とは???誰なのか?
次の展開を乞うご期待!!
【プリンセス香龍美術館】
今回の絵は「事代主命(コトシロヌシノミコト)」・・・別名「恵比寿様」。古事記公式イケメンの大国主命の息子で、結構なイケメン。釣りや猟が得意で、「国譲り」の時、天つ神のタケミカヅチが剣を自分のお尻に刺して威嚇した時に、交渉どころか茂みに隠れてしまった神様。後に、神無月の時に全国から集まる神様達のもてなしに、恵比寿様の格好をしてもてなしたとか。。。ちなみに父の大国主は大国様。二人合わせてハンプティダンプティみたいで可愛いでしょ?
だんだん良くなる!未来は明るい!!
皆様に湯水の如く良き事が起きます!!
香龍アートサイトcreema
https://www.creema.jp/c/princess-koryu
「アートアクセサリー」サイトminne
https://minne.com/@koryu4976
参考文献/「ラノベ古事記」小野寺優、KADOKAWA
参考文献/「眠れないほど面白い日本書紀」板野博行、三笠書房、王様文庫
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