週末①『自己紹介/背中で語る映画ルックバック』
1.自己紹介
30歳、サラリーマン。
趣味は読書と映画鑑賞、音楽鑑賞、格闘技、ウエイトトレーニング。
出身は四国の片田舎で、現在は比較的都市部に住んでいる。
”私”の概要を簡潔に記載するとこの3文で収まります。しかし、趣味の映画の話は3文で収めることは難しい!アラサーと呼ばれる年になり、友達と映画談義をする機会もなくなり、映画熱は燻る一方です🔥
そのため、noteでは、週末に見た映画の感想を中心に、楽しく、たまに泣いたり怒ったりしながら(?)、ゆっくり書き留めていきたいです。ゆくゆくは、映画好きの方と意見交換ができれば最高です!🍺
2.映画レポート
1)映画紹介
今週末に見た映画はこちら🎬!!
2)導入
8月18日(日)晴れ☼ 最高気温38°
原作漫画がアプリで公開された日、ネットでトレンドになっていたことも記憶に新しいですね(私は、原作未読なのですが…(笑))。
本作の上映時間は58分と短く、1,700円払ってみるべきか悩んでいましたが、本当に見てよかった~( ;∀;)
以下、本作の感想です(ネタバレはありません)。
3)「背中」で語る映画
本作のタイトルである「ルックバック」。意味は以下のとおりです。
作中の描写的に①、②の意味で描かれたのでしょう。また、「背中を見る(本当は”See the back”だけど…)」といった意味も含まれているのではないでしょうか。
やはり、この映画は「背中」が印象的でした。藤野が背を向け、漫画に向き合う描写が多々あります。これらのシーンは、セリフがなく、表情も読み取れなので、藤野の心境は観客の想像に委ねられます。きっと、苦しい表情や涙していることが殆どでしょう。それでも”漫画”と向き合う藤野の背中から、勇気を貰いました。きっと、京本も藤野の背中を見て、勇気を貰っていたんじゃないかな。
4)ルックバック(振り返る)
背中を「追う」と表現されるように、「背中」は現在地よりも前方にある「目印」のイメージがあります。私自身、両親や尊敬する人達の背中に鼓舞され、時に、現在地と背中との距離に絶望し、生きてきた気がします。
仮に背中が”目印”なのであれば、目印を無くした時、どこを見ればよいのか。これが本作の重要なテーマのひとつだと感じました。
5)おわりに
主要キャストの河合優実さん(藤野役)、吉田美月喜さん(京本役)、お二方とも声優初挑戦とのことでしたが、とても素晴らしかったです。アニメ映画では、声優と俳優、どちらを起用すべきか議論になりやすいところですが、本作の場合、見事にハマっていました。
主題歌はharuka nakamura,uraraのlight song。藤野と京本の2人の物語を優しく包み込むようで、素敵でした。観劇後の余韻、半端なかった…( ´∀` )
ぜひ、劇場でチェック🍿!!