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週末①『自己紹介/背中で語る映画ルックバック』


1.自己紹介

  •  30歳、サラリーマン。

  •  趣味は読書と映画鑑賞、音楽鑑賞、格闘技、ウエイトトレーニング。

  •  出身は四国の片田舎で、現在は比較的都市部に住んでいる。


  ”私”の概要を簡潔に記載するとこの3文で収まります。しかし、趣味の映画の話は3文で収めることは難しい!アラサーと呼ばれる年になり、友達と映画談義をする機会もなくなり、映画熱は燻る一方です🔥
 そのため、noteでは、週末に見た映画の感想を中心に、楽しく、たまに泣いたり怒ったりしながら(?)、ゆっくり書き留めていきたいです。ゆくゆくは、映画好きの方と意見交換ができれば最高です!🍺

大学時代、友達と見た思い出movieのひとつ。シリアスなサスペンスなのですが、不思議と学生時代を懐かしむ感覚に陥ります。

12モンキーズ ティザー - YouTube

 

2.映画レポート

1)映画紹介

 今週末に見た映画はこちら🎬!!

                劇場アニメ「ルックバック」 (lookback-anime.com)

STORY
 学年新聞で4コマ漫画を連載している小学4年生の藤野。クラスメートから絶賛され、自分の画力に絶対の自信を持つ藤野だったが、ある日の学年新聞に初めて掲載された不登校の同級生・京本の4コマ漫画を目にし、その画力の高さに驚愕する。以来、脇目も振らず、ひたすら漫画を描き続けた藤野だったが、一向に縮まらない京本との画力差に打ちひしがれ、漫画を描くことを諦めてしまう。
 しかし、小学校卒業の日、教師に頼まれて京本に卒業証書を届けに行った藤野は、そこで初めて対面した京本から「ずっとファンだった」と告げられる。
 漫画を描くことを諦めるきっかけとなった京本と、今度は一緒に漫画を描き始めた藤野。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだった。しかしある日、すべてを打ち砕く事件が起きる…。

劇場アニメ「ルックバック」 (lookback-anime.com)

2)導入

 8月18日(日)晴れ☼ 最高気温38°
 原作漫画がアプリで公開された日、ネットでトレンドになっていたことも記憶に新しいですね(私は、原作未読なのですが…(笑))。
 本作の上映時間は58分と短く、1,700円払ってみるべきか悩んでいましたが、本当に見てよかった~( ;∀;)
 

以下、本作の感想です(ネタバレはありません)。


3)「背中」で語る映画

 本作のタイトルである「ルックバック」。意味は以下のとおりです。

look back
①後ろを見る,振り返って見る
②(過去のことを)振り返る,(…を)回想[回顧]する≪on,to≫
③〈人が〉前進[進歩]しない,足踏みする

look backの意味 - goo辞書 英和和英

 作中の描写的に①、②の意味で描かれたのでしょう。また、「背中を見る(本当は”See the back”だけど…)」といった意味も含まれているのではないでしょうか。


 印象的な背中(ルックバック単行本表紙より)

 やはり、この映画は「背中」が印象的でした。藤野が背を向け、漫画に向き合う描写が多々あります。これらのシーンは、セリフがなく、表情も読み取れなので、藤野の心境は観客の想像に委ねられます。きっと、苦しい表情や涙していることが殆どでしょう。それでも”漫画”と向き合う藤野の背中から、勇気を貰いました。きっと、京本も藤野の背中を見て、勇気を貰っていたんじゃないかな


4)ルックバック(振り返る)

 背中を「追う」と表現されるように、「背中」は現在地よりも前方にある「目印」のイメージがあります。私自身、両親や尊敬する人達の背中に鼓舞され、時に、現在地と背中との距離に絶望し、生きてきた気がします。
 仮に背中が”目印”なのであれば、目印を無くした時、どこを見ればよいのか。これが本作の重要なテーマのひとつだと感じました。

《道》1950(昭和25)年制作・東山魁夷

5)おわりに

 主要キャストの河合優実さん(藤野役)、吉田美月喜さん(京本役)、お二方とも声優初挑戦とのことでしたが、とても素晴らしかったです。アニメ映画では、声優と俳優、どちらを起用すべきか議論になりやすいところですが、本作の場合、見事にハマっていました。
 
 主題歌はharuka nakamura,uraralight song。藤野と京本の2人の物語を優しく包み込むようで、素敵でした。観劇後の余韻、半端なかった…( ´∀` )
 ぜひ、劇場でチェック🍿!!


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